文化財
斜里町内の文化財は、国指定文化財9件、北海道指定文化財5件、斜里町指定文化財11件、登録文化財1件があります(令和2年3月1日時点)。
北海道指定文化財である斜里朱円周提墓群出土品および斜里町指定文化財の旧斜里神社拝殿、絵馬、歌枕額は知床博物館で常設展示しています。
また、文化4(1807)年斜里地方の沿岸防衛を命ぜられた津軽藩士100余名が厳しい越冬期間中に浮腫病にかかり次々と死亡し、翌年帰郷したのはわずかに17名という「津軽藩士の殉難事件」に関連した文化財が6件指定されています。禅龍寺保管の「津軽藩士死没者の過去帳」を除き、町民公園など博物館周辺で公開されています。
国指定文化財
国指定の史跡が1件、国指定の天然記念物として鳥類7種、昆虫1種が分布しています。天然記念物はそれぞれ地域を定めずに種として指定されているものです。これらのうち鳥類ではオジロワシ、エゾシマフクロウ、クマゲラが、昆虫ではカラフトルリシジミが繁殖しています。
特別天然記念物
- タンチョウ 昭和27年(1952)3月29日指定
天然記念物
- オジロワシ 昭和45年(1970)1月23日指定
- オオワシ 昭和45年(1970)1月23日指定
- エゾシマフクロウ 昭和46年(1971)5月19日指定
- クマゲラ 昭和40年(1965)5月12日指定
- ヒシクイ 昭和46年(1971)6月28日指定
- マガン 昭和46年(1971)6月28日指定
- カラフトルリシジミ 昭和42年(1967)5月2日
国指定史跡
北海道指定文化財
有形文化財
道指定史跡
天然記念物
斜里町指定文化財
建造物
* 旧斜里神社拝殿