流氷の上位蜃気楼「幻氷」
4月2日昼ごろ、斜里町沖に流氷の上位蜃気楼「幻氷」を観測しました。流氷が去る頃、陸上からの暖かい空気がまだ冷たい海面上に流れ込み、空気層が「上暖下冷」の温度構造となって流氷の上位蜃気楼が現れます。この現象は「幻氷」とも呼ばれ、オホーツク海沿岸に春の訪れを告げる風物詩として知られています。撮影時の斜里アメダス(以久科)の気温は5.5度、西南西の風2m/sでした。
同じころ撮影された動画:幻氷(春の上位蜃気楼) 撮影cafedeforetさん
※最新の観測情報については、以下のサイトをご覧ください。