2019年
12月
開館記念日もちつき大会
長い間みなさまに支えられ、知床博物館は開館から今年で41年目を迎えることができました。そこで、今年も開館記念もちつき大会を開催します。お年寄りからお子様まで、今年の締めと来年への期待を込めて、日本の伝統行事であるもちつきに参加してみませんか。昭和時代の昔の遊び体験コーナーもご用意しております。
- 日時:12月28日(土)10:00〜11:30
- 場所:博物館前庭
- 参加費:無料(要申込み、協力会員優先受付)
- 定員:60名
- 協力:知床博物館協力会
- 申込みは前日まで受付いたします。
- 当日のもちつきおよび昔の遊び体験コーナーをお手伝いいただけるボランティアも募集します。ボランテイアとしてご協力いただける方は、12月20日(金)までご連絡ください。
ミュージアムカフェ「丸木舟カフェ」
この夏、国立科学博物館を中心に「3万年以上前に大陸から渡ってきた最初の日本列島人は、丸木舟を漕いでやってきた」ことを確かめるため、丸木舟による台湾ー与那国島間の実験航海を実施し成功しました。どのようにして、小さな丸木舟で海を渡ってきたのでしょうか。このプロジェクトに、漕ぎ手舵取り役として参加された田中道子さんに、プロジェクトの概要や航海中の様子など、詳しくお話を伺います。
- 日時:12月6日(金)18:30〜20:00
- 会場:交流記念館2F応接室
- 講師:田中 道子(モンベル小清水店)
- 定員:13名、要申込み
- 参加費:大人200円(博物館協力会員無料)
- 申込みは前日まで受付いたします。
星を見よう!「ふたご座流星群と冬の星座観察会」
今年のふたご座流星群は12月15日の明け方にピークを迎える見込みです。寒い季節ですが、冬の流れ星を観してみましょう。また、スバル、オリオン座大星雲、アンドロメダ大星雲なども併せて観察します。
- 日時:12月14日(土)18:30〜19:30
- 場所:博物館前庭
- 参加費:無料(要申込み、協力会員優先受付)
- 服装:温かい服装(帽子、手袋)
ロビー展「オホーツク人のくらし」
- 会期:11月17日(日)〜翌年1月31日(金)まで
- 場所:交流記念館ホール
- ロビー展のみの観覧は無料
11月
収蔵資料展示「昭和のレトロな看板」
昭和のレトロで古き良き時代を思い起こす看板を展示します。文字やデザインから当時の斜里町の商店街が目に浮かびそうです。今回はお菓子屋さんと薬局の看板など3点を展示します。
- 会期:11月30日ま で
- 会場:博物館本館ロビー
※ロビー展のみの観覧は無料です。
シンポジウム「オホーツク文化と古代日本」
チャシコツ岬上遺跡は、約 1,200年前にオホーツク文化の人々が暮らした集落跡です。周囲を海に囲まれた崖の上に、31 棟の竪穴住居が見つかっています。さらに、奈良時代の貨幣「神功開寳」が見つかり、 どのようにして奈良からウトロまで運ばれたか、当時の人々の繋がりが注目されています。このシンポジウムではチャシコツ岬上遺跡の価値や、オホーツク文化と古代日本との関係に迫ります。
- 日時:11 月 9 日(土)13:00~16:30
- 場所:知床自然センター 映像ホール
- 参加費:無料
- 無料バスを運行いたします。ご乗車ご希望の方は知床博物館にお申し込み下さい。
- 行き 12:00斜里町役場前発、帰り18:00 斜里町役場前着
- 主催:知床博物館、協力:知床北こぶしグループ、知床財団、知床博物館協力会
プログラム
- (1)オホーツク文化の北海道史における位置付け(越田 賢一郎:札幌国際大学)
- (2)チャシコツ岬上遺跡にみるオホーツク文化 終末期の姿(平河内 毅:斜里町立知床博物館)
- (3)文献史料からみたオホーツク文化をめぐる交流(蓑島 栄紀:北海道大学アイヌ・先住民研究センター)
- (4)古代城柵 秋田城と北方世界(伊藤 武士:秋田市立秋田城跡歴史資料館)
- (5)総合討論(コーディネーター 臼杵 勲:札幌学院大学)
オルガンを弾いてみませんか?
交流記念館ホールにリードオルガンを期間限定で設置しています。電気ではなく、空気によって音がなる足踏み式です。博物館にも複数台収蔵していますが、ここまできちんと音がでるものは非常に少ないです。9月に博物館に来ていたインターンの学生による小展示も兼ねています。どうぞ気軽に弾きにきてください。記念館ホールは入場無料です。
- 期間:11月30日まで
10月
体験講座1「トンボ玉作り」
トンボ玉とは穴の空いたガラスビーズのことで、トンボの複眼に見立てて、そう呼ばれています。北海道では続縄文時代(紀元前3世紀〜紀元後7世紀)の遺跡から、小さなトンボ玉が見つかることがあります。当時と同じ方法とはいきませんが、高温ガスバーナーを使って、色とりどりのガラス棒を溶かし、自分だけのトンボ玉を作りましょう。
- 日時:10月12日(土)10:00〜12:00
- 場所:交流記念館(実習室)
- 定員:10名(小3以上)、要申込み
- 参加費:400円(協力会員無料)、材料費込み
体験学習2「宝石キーホルダー作り」
北海道には黒曜石(白滝)、メノウ(知床)、ヒスイ(旭川)、ジャスパー(羅臼)など磨けばきれいな石が数多くあります。石を磨いて自分だけのキーホルダーを作ってみましょう。
- 日時:10月13日(日)、午前と午後の2回(1)10:00〜12:00、(2)13:00〜15:00
- 定員:各4名(小3以上)、要申込み
- 集合場所:交流記念館(事務所前)
- 参加費:400円(協力会員無料)、材料費込み
ロビー展「はたおり作品展」
はたおりの会の会員が製作した作品を展示します。
- 会期:10月3日(木)〜10月16日(水)
- 会場:交流記念館ホール
※ロビー展のみ観覧は無料です。
星を見よう!「秋の星座とアンドロメダ大星雲観察会」
秋の星座に一等星はありませんが、アンドロメダ大星雲やペルセウス座の二重星団など、双眼鏡で観察可能な魅力ある星雲・星団が輝いています。双眼鏡で星雲・星団を探してみましょう。
- 日時:10月18日(金)18:30〜21:00
- 定員:6名、要申込み
- 集合:博物館前庭(車で観察場所に移動します)
※悪天候の場合は19日、20日に順延します。
移動展「オホーツク人のくらし」
今年2月に新しく国の史跡に指定されたチャシコツ岬上遺跡をはじめ、1,200年以上前のオホーツク文化の遺跡から見つかった道具を展示しています。
- 会期:11月4日(月)まで
- 場所:KIKI知床ナチュラルリゾート展示コーナー
※見学の際はフロントに声をかけてください。
早朝草取りボランティア
毎月10日に実施しています。今年最後の早朝草取りです。お手伝いをしていただける方はどうぞ宜しくお願い致します。
- 日時:10月10日(木)6:00〜7:00
- 集合場所:博物館裏の野外観察園
- 雨天中止
9月
観察会「サケ・マスの遡上をみよう」
サケの漁獲量日本一を誇る斜里町。秋になるとシロザケやカラフトマスが産卵のために町内の川にたくさん遡上してきます。川に遡上してきたサケやマスを一緒に観察してみませんか。
- 日時:9月28日(土)9:00〜12:00、博物館集合・解散
- 観察場所:町内の河川
- 定員:最大5名(要申込み、小学3年生以上)
- 持ち物:防寒着、長めの靴下、汚れても良い衣服
※当日はウェーダー(胴長)を履いて、川をゆっくり歩きながら観察をします。
移動展「オホーツク人のくらし」
今年、国の史跡に指定されたチャシコツ岬上遺跡をはじめ、1,200年以上前のオホーツク文化の遺跡から見つかった道具を展示しています。また、保存処理を受けた出土品や精巧なレプリカも初公開しました。
- 会期:開催中〜11月4日(月)まで(延長になりました)
- 場所:KIKI知床ナチュラルリゾート展示コーナー
※見学の際はフロントに声をかけてください。
早朝草取りボランティア
毎月10日に実施します。お手伝いをしていただける方はどうぞ宜しくお願いいたします。
- 日時:9月10日(火)6:00〜7:00
- 場所:博物館裏の野外観察園集合
- 雨天中止
8月
博物館クイズラリー2019
小学生と中学生を対象に、博物館の展示をみながら問題を解いていく夏休み限定のクイズラリーを開催します。解答は館内のあちこちにひそんでいます。参加賞のほかに、3つのコースクリア賞を用意しましたので、奮ってご参加ください。
- 期間:8月18日(日)まで
- 参加料:無料、1人1日1回1コースまで
- 参加方法:博物館受付で申しこんでください。
夏休み体験講座
子ども達を対象に夏休み体験講座を開催します。どちらも参加無料で、申込みが必要です。町内の小中学校にはチラシを配布しています。
(1)メノウをみがいてみよう
- 日時:8月1日(木)9:00〜12:00
- 定員:7名
- 対象:小1〜中3
(2)川の生き物観察会
- 日時:8月2日(金)9:00〜12:00
- 定員:7名
- 対象:小3〜中3
- 協力:斜里川を考える会
斜里平野の誕生
斜里平野をおおう屈斜路湖火砕流、火砕流の柱状節理が滝となったサクラの滝、白色の火砕流が光を神秘的なコバルトブルーの輝きに変えた神の子池などを巡ります。
- 日時:8月31日(土)9:00〜15:00
- 場所:博物館前庭集合
- 定員:7名、要申込
- 参加費:200円(協力会員無料)
- 持ち物:長靴、昼食、水筒、雨具、筆記用具
移動展「オホーツク人のくらし」
今年、国の史跡に指定されたチャシコツ岬上遺跡をはじめ、1,200年以前のオホーツク文化の遺跡から見つかった道具を展示します。また、保存処理を受けた出土品や精巧なレプリカも初公開します。
- 会期:8月10日(土)〜10月10日(木)
- 場所:kiki知床ナチュラルリゾート展示コーナー
- 見学の際はフロントに声をかけてください。
夏の星座と土星・木星をみよう!
天体ドームの望遠鏡で輪を持つ土星としま模様の木星を観察します。博物館前庭で小型望遠鏡を使い天の川の星雲・星団を観察します。
- 日時:8月23日(金)19:30〜20:30
- 悪天のときは24日、25日と順延します。
- 場所:知床博物館前庭集合
- 定員:なし、要申込、参加費無料
ロビー展「模型〜とってもステキな小さな世界3
1970年代のスーパーカーブーム当時のミニチュアカーやプラスチックモデルを展示します。体験コーナーではソーラーカーで遊べるスペースもあります。
- 期間:8月25日(日)まで
- 会場:姉妹町友好都市交流記念館ホール
- ロビー展のみの観覧は無料
早朝草取りボランティア
毎月10日に実施します。お手伝いをしていただける方はどうぞ宜しくお願いいたします。
- 日時:8月10日(土)6:00〜7:00
- 博物館裏の野外観察園集合
- 雨天中止、汚れても良い服装
7月
ロビー展「模型〜とってもステキな小さな世界3〜」
今年で第3回目となる模型展。今年はカーモデルの魅力を紹介します。1970年代のスーパーカーブーム当時のミニチュアカーやプラスチックモデルを展示します。また、平成に販売されたミニチュアモデルを紹介します。体験コーナーではソーラーカーで遊べるスペースもあります。
- 期間:7月30日(火)〜8月25日(日)
- 会場:姉妹町友好都市交流記念ホール
- ロビー展のみの観覧は無料です。
夏休み体験講座「はたおり体験」
小学生・中学生を対象にはたおり体験を行います。所要時間は1名あたり約30分で、初めての方でもゆっくり学べます。ぜひこの機会にご体験ください。
- 指導:はたおりの会
- 日時:7月31日(水)9:00〜14:00
- 会場:姉妹町友好都市交流記念館ホール
- 定員:20名
- 対象:小1〜中3(幼児は保護者同伴なら可)
- 参加無料、要申込み
第47回津軽藩士殉難慰霊祭
文化4年(1807年)、北方警備のため斜里で越冬していた弘前(津軽)藩士72名が死亡して210余年が過ぎました。今年もねぷた運行を前に、津軽藩士殉難慰霊祭が開催されます。
- 日時:7月26日(金)10:00〜
- 会場:町民公園(役場裏)
- 主催:津軽藩士殉難慰霊碑を守る会
- 雨天決行、平服でお越しください。
博物館クイズラリー2019
小学生・中学生を対象に博物館の展示から問題を出す、夏休み限定のクイズラリーを開催します。みなさんは何問正解できるでしょうか。参加賞やコースクリア賞も用意しています。奮ってご参加ください。
- 期間:7月30日(火)〜8月18日(日)
- 参加無料、受付で申し込んでください。
早朝草取りボランティア
毎月10日に実施します。お手伝いをしていただける方はどうぞ宜しくお願いいたします。
- 日時:7月10日(水)6:00〜7:00
- 博物館野外観察園集合
- 雨天決行、汚れても良い服装でお越しください。
6月
ロビー展「この巣だれの巣?」
少しずつ気温も高くなり、鳥たちの声がにぎやかになってきました。この時期には多くの鳥たちが巣を作って卵を産み、ヒナを育てます。枯れ草や小さな木の枝、コケ、鳥の羽などをうまく使って作る巣はちょっとした芸術品です。斜里町のあちこちで採集された鳥たちの巣を集めて展示します。どの鳥がつくったのかわからない巣もありますが、せっかく苦労してつくった巣ですので、一緒に展示します!
- 日時:6月8日(土)〜7月21日(日)
- 会場:交流記念館ホール
※ロビー展のみの観覧は無料です。
講座「石を磨いてペーパーウェイトをつくろう」
北海道にはいろいろきれいな石があります。花こう岩・ジャスパー・石英岩・カンラン岩・黒曜石などの石を研磨機でみがき、ペーパーウェイトをつくります。石の硬さやみがきやすさなどを体験し、石に親しみましょう。
- 日時:6月29日(土)10時、13時、15時の3回
- 定員:小学生以上、各4名、要申込み
- 参加費:200円(博物館協力会員は無料)
- 服装:汚れても良い服装
- 講師:合地学芸員
※材料の石はこちらで用意しますが、磨いてみたい石をお持ちの方は持参しても結構です。あまり大きなものは磨けません。
早朝草取りボランティア
毎月10日に実施します。お手伝いをして頂ける方はどうぞ宜しくお願いします。
- 日時: 6月10日(月)6:00〜7:00
- 場所:博物館野外観察園集合
- 雨天中止
みどりの日イベント「しれはくフェス」
「しれはく」は博物館のこと、「しれはくフェス」は花壇づくりといろいろな企画でみなさんに楽しんでもらうイベントです。協力会員は協力会受付で割引チケットを配布します。
- 日時:6月23日(日)10:00〜14:00
- 場所:知床博物館前
- 主催:知床博物館協力会
- 10:00〜花壇づくり(参加者にはフェス特典!)
- 11:00〜協力会入会受付コーナー、体験コーナー(知床釣りゲーム、お湯まるでつくる化石レプリカづくり、プラ板で天気図、タッチプール)
- 12:00〜フードコーナー(フランクフルト、ホットドック、飲み物など)
5月
無料開館「国際博物館の日」
5月18日(土)は国際博物館会議(ICOM)が1977年に定めた国際博物館の日です。知床博物館ではこの日を記念し、無料開館します。この日は博物館の社会における役割について知ってもらうことを目的に制定されました。 ICOMは文化交流を進め、文化の質を高めることで人の相互理解と協議を促進し、平和な社会を実現することが博物館の果たしている重要な役割であるとしています。
シンポジウム「北海道東部・北方四島の生態系と保護(仮題)」
これまで北方四島では植物、魚類、鳥類、海獣類などの研究者が調査を実施してきました。その成果を報告し、あわせて今年来訪を予定している国後島の保護区関係者から最新情報を話してもらいます。
- 日時:5月26日(日)13:00〜17:00
- 講師:大泰司紀之(北大名誉教授)、藤巻裕蔵(帯広畜産大学名誉教授)ほか
- 場所:ゆめホール知床会議室1(※博物館ではありませんのでご注意ください)
- 申込不要、入場無料
- 主催:NPO法人北の海の動物センター・斜里町立知床博物館
道立北方民族博物館移動展「融ける大地ー温暖化するシベリア・中央ヤクーチア」
ロシア連邦サハ共和国(ヤクーチア)中央部の自然や人々の生活、地球温暖化の影響を紹介します。
- 会期:5月26日(日)まで
- 会場:交流記念館ホール
- 移動展のみの観覧は無料です。
春の星座と火星観察会
おおくま座、うしかい座、おとめ座を結ぶ「春の大曲線」を博物館前庭でさがします。また、西の空に残る火星、ヘラクレス座のM44散開星団を天体ドーム室の望遠鏡で観察します。
- 日時:5月24日(金)20:00〜21:00※悪天候のときは25日、26日と順延します
- 場所:博物館前庭集合
- 定員:なし、要申込、参加費無料
- 服装:防寒具着用(帽子、手袋)
- 小学生以下は保護者同伴
4月
プラスティック封入り標本を作ろう!
無脊椎動物や菌類など、触れると壊れやすい生物を封入し、観察会で使いやすいプラスティック封入標本を作る技術を学びます。
- 日時:4月13日(土)10:00〜16:00※午後からの参加も可能です。
- 会場:交流記念館2F実習室
- 講師:三橋弘宗(兵庫県立人と自然の博物館)
- 定員:20名(中学生以上)、要申込み
- 参加費:大人200円(協力会会員無料)
- 協賛:(公財)知床財団
- 協力:知床博物館協力会
巨大羅臼昆布の標本を作ろう!
厚みの少ない標本を樹脂で固めるシートプラスティネーションの技術を使い、羅臼昆布を展示可能な標本にします。
- 日時:4月14日(日)9:00〜15:00
- 会場:交流記念館ねぷた保管庫
- 講師:三橋弘宗(兵庫県立人と自然の博物館)
- 定員:20名(小学3年生以上)、要申し込み
- 参加費:大人200円(協力会会員無料)
- 協賛:(公財)知床財団
- 協力:知床博物館協力会
道立北方民族博物館移動展「融ける大地ー温暖化するシベリア・中央ヤクーチア」
ロシア連邦サハ共和国(ヤクーチア)中央部の自然や人々の生活、地球温暖化の影響を紹介します。
- 会期:4月27日(土)〜5月26日(日)
- 会場:交流記念館ホール
※移動展のみの観覧は無料です。
ミュージアムカフェ「サハ共和国の環境と文化」
ロシア連邦サハ共和国の自然環境と、そこに暮らす人びとの伝統的な生業や文化について紹介します。
- 日時:4月27日(土)14:00〜15:30
- 会場:交流記念館2F応接室
- 講師:中田篤(北方民族博物館)
- 参加費:大人200円(協力会会員無料)、要申し込み
- 定員:13名
移動展「旧大栄小版画作品展ー博物館資料を題材とした」
旧大栄小学校の児童らが何年にもわたって博物館資料などを題材に製作した版画作品や、竪穴式住居復元にチャレンジした学習記録などを展示します。
- 期間:4月24日(水)〜5月19日(日)
- 会場:ゆめホール知床ロビー
- 協力:吉田みつ子(元大栄小学校教論)
3月
旧大栄小版画作品展ー博物館資料を題材とした
2000年頃、大栄小学校に在学していた児童らが知床博物館を訪れ、民俗資料や動物の剥製などを題材に、版画作品を製作する学習を行いました。それらの作品から40点を展示します。あわせて同じ頃に児童らが大栄小の校庭に竪穴住居を復元し、火起こしや石器作りにチャレンジした学習記録も展示します。
- 会場:交流記念館ホール
- 期間:3月5日(火)〜3月31日(日)
- 協力:吉田みつ子(元大栄小学校教論・博物館協議会委員)
※ロビー展のみの観覧は無料です。4月からゆめホールロビーでも展示予定ですのでお楽しみに。
ミュージアムカフェ発掘裏話
遺跡登録数が北海道内で第3位である斜里町では、旧石器時代から近世まで380箇所の遺跡があります。今回は、これまで斜里町で行われた緊急発掘のうち、1980年以降に松田学芸員が手がけた発掘の裏話をご紹介します。オカルトめいた話など、発掘調査の学術的な話とはまた別の話をお聞かせします。
- 会場:交流記念館2F応接室
- 日時:3月14日(木)18:30〜20:00
- 講師:松田 功(学芸員主幹)
- 定員:13名、要申込み
- 参加費:大人200円(博物館協力会員無料)
収蔵資料展おひなさま
町民の方から寄贈され、博物館が収蔵しているおひな様を博物館本館ロビーに展示しています。
- 期間:2月19日(火)〜3月14日(木)
※この展示の観覧は無料です。
会員バスツアーのお知らせ
新しくオープンした標茶町博物館「ニ・タイト」を見学に行きます。当日は企画展「標茶の昆虫博士がみつめた世界」を開催していますので、常設展示とあわせて観覧できます。標茶町博物館の方に解説もしていただきます。詳しくは添付ちらしをご参照ください。
- 日時:3月16日(土)8:30〜15:00※吹雪など交通に支障がある場合は中止します。
- 担当:村上館長、平河内学芸員
- 定員:30名、要申込み
2月
ロビー展「チャシコツ岬上遺跡」
昨年11月より開催していました特別展「丘に眠るオホーツク文化」は1月で終了しましたが、一部の資料を2月末まで展示します。国史跡に指定されることとなったチャシコツ岬上遺跡の出土遺物を展示しています。オホーツク文化終末期の生活道具や食べ物に含まれていた動物骨など、当時の人々がどのような暮らしをしていたのかを知る貴重な資料を展示しています。特別展を見学できなかった方は、是非ともこの機会にご覧ください。
- 期間:平成31年2月1日(金)〜28日(木)まで
- 会場:交流記念館ホール
※ロビー展のみの観覧は無料です。
チャシコツ岬上遺跡国史指定記念!連続講演会「オホーツク文化の最前線」
1月まで開催した特別展「丘に眠るオホーツク文化」に関連する連続講演会を開催します。4カ年実施したチャシコツ岬上遺跡の発掘調査により、オホーツク文化に一石を投じる新たな発見がありました。チャシコツでの発見をふまえて、オホーツク文化研究の最前線の話を道内各地で活躍する方々から聞いてみませんか。
- 日程:平成31年2月26日(火)〜2月28日(木)
- 会場:交流記念館ホール
- 定員:50名(各回)※要申込み
- 協力:知床博物館協力会
- (1)2月26日(火)18:00〜20:00「離島のオホーツク文化〜礼文島の遺跡から」藤澤隆史(礼文町教育委員会)、「墓から見えるオホーツク文化の交易〜目梨泊遺跡から見つかった金の刀〜」高畠孝宗(オホーツクミュージアムえさし)
- (2)2月27日(水)18:00〜20:00「神功開寳とチャシコツ岬上遺跡」臼杵 勲(札幌学院大学)、「オホーツク土器の編年から何が見えるか」熊木俊朗(東京大学)
- (3)2月28日(木)18:00〜20:00「根室市、北千島のオホーツク文化の遺跡と遺物」猪熊樹人(根室市歴史と自然の資料館)、「平成最後の国史跡〜チャシコツ岬上遺跡」平河内毅(知床博物館)
1月
古代チャシコツカフェ
今年最初のミュージアムカフェは、チャシコツ岬上遺跡の話題です。どこがスゴイのか、どうして国の史跡に指定されるのか、着手から史跡への6年間の軌跡とドラマチックな大発見の裏側などを学芸員の奮闘ぶりを交えてお話します。また、当日は特別展最終日のため、カフェ終了後に参加者限定で展示の見どころも解説いたします。
- 日時:1月20日(日)18:30〜20:30
- 場所:交流記念館2階応接室
- 参加費:大人200円(要申込み、協力会員無料)
- 定員:13名
好評開催中!特別展「丘に眠るオホーツク文化」
チャシコツ岬上遺跡をはじめとする各地のオホーツク文化の遺跡から見つかった資料を一気に公開しています。話題の古銭や、遺跡を鳥の視点で眺められるVR(仮想現実)体験もご用意しています。
- 期間:開催中(1月20日(日)まで)
- 場所:交流記念館ホール
- 記念品:1月6・13・20日(日)は先着10名様に特別展オリジナルマスキングテープをプレゼントします。
※特別展のみの観覧は無料です。
部分日食をみよう!
日本では3年ぶりに部分日食がみられます。部分日食とは、太陽の前を月が通過して一部がかくれる現象です。今回の日食は北に行くほど太陽のかける割合が大きく、北海道は好条件です。太陽観察用のメガネや望遠境に反射板をつけて、日食を観察しましょう。
- 日時:1月6日(日)8:45〜10:30(太陽が出る見込みがなければ実施しません)
- 場所:博物館天体ドーム
- 講師:合地信生、村上隆広
- 参加無料、申込み不要