2018年

12月

開館40周年記念もちつき大会

博物館は今年で40年目を迎えます。長い間みなさまに親しまれてきた開館記念のもちつきを今年も行います。老若男女を問わず、今年の締めと来年への期待を込め日本の伝統行事であるもちつきに参加しませんか。

  • 日時:12月28日(金)10:00〜11:30
  • 場所:博物館前庭
  • 参加料:無料(要申込み、協会員優先受付)
  • 定員:60名
  • 協力:知床博物館協力会

開館40周年記念特別展「丘に眠るオホーツク文化」

国指定の史跡になると話題のチャシコツ岬上遺跡、この遺跡では1,200年前、オホーツク文化の人々が暮らしていました。斜里町はもちろん、日本の歴史を語る上でも重要であると明かになったこの遺跡と出土遺物、そしてオホーツク文化を紹介する特別展です。

  • 期間:開催中(2019年1月20日(日)まで)
  • 場所:交流記念館ホール
  • 記念品:毎週日曜日に先着10名様に特別展オリジナルのマスキングテープをプレゼントします。

※特別展のみの観覧は無料です。

冬の星空と彗星観測会

12月となると夜は氷点下の厳寒ですが、がんばって星空を観察します。オリオン座大星雲やアンドロメダ大星雲などのほか、運が良ければ彗星(ウィルタネン彗星)が見られるかもしれません。

  • 日時:12月8日(土)、悪天の場合は9日(日)に延期。18:00〜19:00。
  • 場所:博物館前庭集合
  • 持ち物:十分な防寒着(帽子、手袋など)とあれば寝袋(シュラフ)
  • 定員:15名、要申込み(参加無料)※小学生以下は保護者同伴

11月

開館40周年記念特別展「丘に眠るオホーツク文化」

  • 期間:11月20日(火)〜翌年1月20日(日)
  • 場所:姉妹町友好都市交流記念館ホール
  • 記念品:オリジナルマスキングテープを手に入れよう!初日と毎週日曜日は先着10名様に特別展オリジナルのマスキングテープをプレゼントします。※特別展のみの観覧は無料です。

今回の特別展の目玉は?

  • 遺跡の出土品を一挙公開!!
  • チャシコツ岬上遺跡のVR体験をしてみよう!現地で撮影した360度映像を使って、実際に遺跡を探険してるような体験ができます。
  • チャシコツプロジェクションマッピング!アニメとジオラマでオホーツク人のくらしがわかります。
  • アザラシ毛皮の服を着てみよう!オホーツク人も着ていたはずのアザラシ毛皮による衣服を着て記念撮影を撮りましょう。

ギャラリートークを開催!

  • 11月25日(日)11:00と14:00の2回、ギャラリートークを開催します。平河内学芸員が特別展の見どころを紹介します。(申し込み不要)

秋の夜の星空観察会

寒くなってきましたが、空気のすんだこの時期は、夜空がとてもきれいです。ペガサス座や馭者(ぎょしゃ)座など、秋の代表的な星座をおぼえましょう。アンドロメダ星雲、プレアデス星団(すばる)やいつもの年より地球に接近した火星を25cmの反射望遠鏡でさがします。

  • 日時:11月9日(金)18;00〜19:00(悪天のときは10日、11日と順延します)
  • 場所:博物館前庭集合(観察会は記念館北側のねぷた保管倉庫前でやります)
  • 担当;村上隆広館長
  • 定員:20名、要申込、参加料無料
  • 服装:帽子、手袋、防寒着をお願いします。

ミュージアムカフェ「きのこ放浪記」

きのこを求めて各地をめぐっている奈良さんが、写真や標本からキノコの魅力を話します。珍しい種の冬虫夏草の標本も見られるかもしれません!

  • 日時:11月11日(日)13:00〜14:30
  • 場所:姉妹町友好都市交流記念館2F 応接室
  • 講師:奈良泰世(北海道キノコの会事務局長)
  • 定員:13名、要申し込み、参加費200円(協力会員無料)

10月

ロビー展「ちょっとだけクジラ展」

博物館の収蔵庫に眠っているクジラのひげや骨をちょっとだけ展示します。ちょっとといっても、根室で先月採集されたセミクジラのヒゲは長さ2mでなかなかの迫力です!

  • 期間:9月29日(土)〜10月31日(水)
  • 会場:交流記念館ホール
  • 観覧無料

自然観察会「秋の知床」

静かな秋の知床をバスで訪れ、自然を観察します。知床五湖などで動物たちや痕跡を探しましょう。何が出てくるかは皆さんの運次第です!

  • 日時:10月27日(土)9:00〜15:00(悪天中止)
  • 集合・解散:交流記念館
  • 定員:15名、要申込み
  • 参加費:一般200円、協力会員無料
  • 持ち物:昼食、のみもの、カッパ、防寒具、帽子、手袋
  • 担当:村上館長

草取りボランティア

毎月10日の早朝、野外観察園内の高山植物園で協力会会員による草取りのボランティア作業を実施しています。

  • 10月10日(水)6:00〜7:00
  • 野外観察園集合
  • 雨天中止

9月

講座「オホーツク海1億年の旅」

オホーツク海の誕生と関係したサロマ湖から斜里までの変化に富む海岸地形を観察します。サロマ湖の泥岩、常呂のチャート・石灰岩、能取岬の珪質頁岩、網走ポンモイの柱状節理、小清水原生花園の鳴り砂、斜里前浜の砂鉄の多い砂丘など約1億年前の岩石から現在作られている砂丘地形を観察します。

  • 日時:9月29日(土)09:00〜16:00
  • 定員:7名、参加費200円(協力会会員無料)
  • 持ち物:雨具、昼食、長靴、手袋、小雨決行

秋の星座と火星、土星観察会

二重星団など秋の星雲・星団を大型天体望遠鏡で観察します。また、15年ぶりに地球に大接近した火星の氷とドライアイスで形成されている白い極冠(きょくかん)や、輪を持つ土星も観察します。

  • 日時:9月28日(金)20:00〜21:00
  • 28日が悪天の場合は29、30日に順延
  • 場所:博物館天体ドーム室
  • 定員なし、参加無料

エレナ・トゥタッチコワ個展 The Path Across The Pen-insula:Weather Paths 道は半島を行く:天気の道

ロシア・モスクワ生まれ、東京在住のアーティスト、ヘレナ・トゥタッチコワによる展覧会です。2014年から斜里・峰浜に在住し、歩きながらとらえた移り変わる季節、天気によって表情を変える風景の写真と言葉と作家本人の落書きから展示を構成します。本展示会は、9月、知床半島の各地で開催する企画の一部のプログラムです。詳細はウエブサイト http://elenatutatchikova.com を参照ください。

  • 日程:9月1、2、8、9、15、16、22、23、29日(土日のみ開催、最終週は土曜のみ)
  • トークイベント9月1日(土)16:00より、オープニングレセプション9月1日(土)17:00〜19:00
  • 会場:斜里町農業資料等収蔵施設(旧朱円小学校、斜里町朱円32)
  • 観覧無料

草とりボランティア

毎月10日の早朝に野外観察園内の高山植物園にて草とりを実施します。

  • 日時:9月10日(月)6:00〜7:00
  • 博物館野外観察園集合
  • 雨天中止

8月

夏休み体験講座

子供達を対象に夏休み体験講座を開催します。全て参加無料、要申込み。町内の小中学校にはチラシを配布しています。

(1)石磨き講座▶定員まであと僅か

  • 日時:8月2日(木)

(1)09:00、(2)10:30、(3)13:00

  • 定員:各回4名
  • 対象:小1〜中3

(2)はたおり体験

  • 日時:8月3日(金)9:30〜14;30(1人30分)
  • 定員:20名
  • 対象:小1〜中3(幼児は保護者同伴なら可)

(3)川の生き物観察会

  • 日時:8月5日(日)9:00〜15:00
  • 定員:7名
  • 対象:小3〜中3

移動展関連ミュージアムカフェ「シダの世界」

ウトロで開催中の移動展「知床のシダ」に合わせ、シダ植物について語るミュージアムカフェを開催します。 なまのシダや標本の持ち込みも歓迎します。

  • 日時:8月19日(日)14:00〜15:00
  • 会場:知床森林生態系保全センター(斜里町ウトロ東番外地)
  • 講師:内田暁友(知床博物館学芸員)
  • 参加無料、申込不要

7月

博物館クイズラリー2018

小学生と中学生を対象に、博物館の展示から問題を出すクイズラリーを開催します。写真から展示物の名前をあてるクイズや、渡された貝殻や石の標本を見ながら、同じ標本を展示室からさがすクイズなどを用意しています。参加賞の他に、賞も用意しています。

  • 期間:7月28日(土)〜8月19日(日)
  • 参加無料
  • 1人1日1回まで

ロビー展「模型〜とってもステキな小さな世界2〜」

昨年につづき、模型展を行います。今回は「海に関した模型」をテーマに展示します。深海生物の模型や海底に眠るタイタニックの様子をジオラマで再現したり、いろいろな用途に使われる船舶の模型を紹介します。ゴム動力船で遊べる体験コーナーもあります。

  • 会期:7月26日(木)〜8月26日(日)
  • 会場:姉妹町友好都市交流記念館ホール
  • 観覧無料

移動展「知床のシダ」

知床とその周辺でみられるシダ植物を、内田暁友学芸員の写真で紹介しています。シダ植物はこごみ(クサソテツ)やワラビ、ゼンマイといった春の山菜として馴染みのある植物です。しかし、独特な葉のかたちや花を咲かせない生活など、シダに魅せられて園芸や観察を楽しむ人々も世界中にたくさんいます。その魅力の一端を紹介するべく、今回は写真(と標本少々)を展示しています。

  • 会期:〜7月18日(水)
  • 会場:知床自然センター(斜里町岩宇別531)
  • 7月25日(火)〜8月30日(木)
  • 知床第一ホテル(斜里町ウトロ香川)
  • 観覧無料

草とりボランティア

毎月10日の早朝に野外観察園内の高山植物園にて草とりを実施します。皆様のご協力をお待ちしております。

  • 7月10日(火)6:00〜7:00
  • 博物館野外観察園集合(雨天中止)

6月

ロビー展「知床硫黄山ー巨大溶融硫黄噴火とその仕組み」

知床硫黄山新噴火口は過去に4回の活動記録が残っており、1936年(昭和11年)には約20万トンもの溶融硫黄を噴出しカムイワッカ川が硫黄で埋まりました。世界でも例を見ない溶融硫黄噴出の仕組みについて、火山噴火研究家の山本睦徳さん(地球おどろき大自然所属)は研究成果を地質学会や研究誌に発表されています。ペットボトルを利用して自作した装置を使って硫黄噴出のメカニズムを紹介します。

  • 期間:6月1日(金)〜7月22日(日)
  • 会場:交流記念館ホール
  • 観覧無料

月と木星・土星・金星観察会

講座当日は半月のため、クレーターの凹凸がきれいに観察できる見込みです。ガスの縞模様が見られる木星、輪がきれいな土星、三日月に欠けた明るい金星も見ることができる盛りだくさんの観察会です。また、西に沈む春の星座と東から昇ってくる天の川も観察します。

  • 日時:6月22日(金)20:00〜21:30
  • 22日が悪天の場合は23、24日に順延します。
  • 場所:博物館天体ドーム室(博物館前庭集合)
  • 参加無料、要申込み

移動展「知床のシダ」

知床とその周辺でみられるシダ植物を、内田暁友学芸員の写真で紹介しています。シダ植物はこごみやワラビ、ゼンマイといった春の山菜として馴染みのある植物です。しかし、独特な葉のかたちや花を咲かせない生活など、シダに魅せられて園芸や観察を楽しむ人もたくさんいます。その魅力の一端を紹介するべく、今回は写真(と標本を少し)を展示しています。

  • 期間:5月16日(水)〜7月18日(水)8:00〜17:30
  • 会場:知床自然センター(斜里町岩宇別531)
  • 観覧無料

5月

アニカフェ!

5月のミュージアムカフェは「アニカフェ!」と題してアニメーション制作の話題を提供します。博物館では今年の特別展で、一部に短いアニメーションを利用します。その制作を担当するのが東京でユニットとして制作活動をしている「デコボーカル」のお2人です。今回は、ロケハンのため斜里に訪れるのに合わせ、アニメーションについて博物館で話してもらうことになりました。彼らの作品の紹介のほか、アニメーションの仕組みや作り方、使う道具の説明など盛りだくさんな内容になりそうです。

  • 日時:5月30日(水)18:30〜20:00
  • 会場:交流記念館2F応接室
  • 講師:上甲 トモヨシ、一瀬 皓コ(デコボーカル)
  • 定員:13名、要申込み
  • 参加費:大人200円(博物館協力会会員無料)

無料開館「国際博物館の日」

5月18日(金)は国際博物館会議(ICOM)が1977年に定めた国際博物館の日です。知床博物館ではこの日を記念し、無料開館日とします。

移動展「知床のシダ」

知床とその周辺でみられるシダ植物を、内田暁友学芸員の写真で紹介します。シダ植物は、こごみやワラビ、ゼンマイといった春の山菜として馴染みのある植物です。しかし、独特な葉のかたちや花を咲かせない生活など、シダに魅せられて園芸や観察を楽しむ人もたくさんいます。その魅力の一端を紹介するべく、今回は写真(と標本を少し)を展示します。

  • 会期:5月16日(水)〜7月18日(水)8:00〜17:30
  • 会場:知床自然センター(斜里町岩宇別531)
  • 観覧無料!

4月

春とり観察会

わたりの季節、ヒシクイの大群を見に行きましょう。

  • 日時:4月15日(日)8:30〜11:30
  • 悪天候予想のため延期となりました。新しい日程は4月22日(日)です。
  • 集合場所:博物館車で移動します(8:15)
  • 講師:門馬悳彦(博物館協力会副会長)
  • 定員:7名(要申込)
  • 参加費:200円(中学生以下・協力会員無料)
  • 暖かい服装でご参加ください。

北方民族博物館「森と川の民ウデヘ」ウスリータイガの狩猟文化と工芸

ロシア沿海地方の森で狩猟漁労を行ってきた少数民族、ウデヘ。彼らの暮らしを北方民族博物館が所蔵する実物資料や絵画や工芸品から紹介します。

  • 期間:4月28日(土)〜5月27日(日)
  • 場所:姉妹町友好都市交流記念館ホール
  • 観覧無料!

特別講演会「ウデヘの昔の暮らしを読む」

講師は長年にわたりウデヘの住むロシア沿海地方でウデヘ語の調査をおこなってきました。そこで出会ったアレクサンドル=カンチュガさんが書いた自分史からウデヘの暮らしを紹介します。

  • 日時:4月28日(土)14:00〜15:30
  • 講師:津曲敏郎(北方民族博物館館長)
  • 場所:博物館2F 映像展示室
  • 参加費:無料・要申込

3月

地球カフェ〜地球の誕生から日本列島の形成まで

46億年前に隕石の衝突から地球が生まれ、大気・海・大陸・生物・日本列島が現在の姿になった生いたちをビデオとコンピュータで紹介します。身近な疑問をコーヒーや紅茶を飲みながら、みんなで考えてみましょう。

  • 日時:3月17日(土)18:30〜20:00
  • 場所:姉妹町友好都市交流記念館2F応接室
  • 定員:13名(最小催行人数5名)
  • 参加費:一般200円、協力会員無料
  • 担当:合地学芸員

2月

連続講演会「森のうちあけ話」

特別展に関する講演会を開催します。参加無料です!

  • 場所:博物館2F映像展示室
  • 時間:18:30〜20:00
  • 要申し込み!!

1.ひみつを知るとすきになる!?昆虫のくらしとつながり

  • 日時:2月13日(火)

2.オホーツク人と森のつながり

  • 日時:2月14日(水)

3.森の鳥のひみつ

  • 日時:2月15日(木)

4.ひみつがいっぱいクロテンの森

  • 日時:2月16日(金)

1月

100平方メートル運動40周年記念特別展「知床の森の秘密—人とクロテンとシデムシのつながり」

クロテンは森で死んだらどうなるのでしょう? 森の生き物たちの糞はだれが片づけているのでしょう? 人々は昔から知床の森で動物たちをどうやって捕まえ、どのように利用してきたのでしょう? 知床で失われてしまった動物とは? この特別展では、人も含めて生き物たちのつながりの不思議をさぐり、知床の森にかくされたひみつをちょっとだけ紹介します。

  • 期間:平成30年1月19日(金)~3月11日(日)
  • 場所:交流記念館
  • 特別展のみの観覧は無料です。

<主な展示物>

  • 遺跡から出土した動物骨や皮なめしに使った道具
  • 今回の特別展のためにアイヌの古老が制作した狩猟道具
  • 動物の死骸や糞が分解されて土にかえるまでのプロセスを実物標本、模型、動画で紹介
  • 知床の生態系すごろくに挑戦

冬の星座観察会

冬の大三角形やふたご座、ぎょしゃ座など冬の代表的な星座やオリオン座の大星雲(M42)・プレデアス星団(M45)・アンドロメダ大星雲(M31)などを望遠鏡で観察します。

  • 日時:1月19日(金)19:00〜20:30
  • 担当:合地学芸員
  • 参加費:無料!
  • 19日が悪天候の場合は20日、21日と順延します。