2014年

12月

第36回特別展 知床国立公園50周年記念「知床、西表からのメッセージ」

日本の最東北端と最西南端の国立公園をむすんで、2つの公園の自然や公園の成り立ち、将来に向けての課題や夢を紹介します。イリオモテヤマネコやオオコウモリといった代表的な哺乳類の剥製を初公開します。また、生きている虫たち、南の大きな貝を加工した考古資料や地質・植物などの西表の資料を知床と対比して展示します。

  • 11月11日(火)–12月25日(木)
  • 9:00–17:30
  • 会場:交流記念館ホール
  • 特別展のみの観覧は無料です。

ミュージアムカフェ「蜃気楼&天気図カフェ」

斜里で一年を通して見られる蜃気楼。観察を続けて明らかになった、新たな謎にせまります。後半は「気圧の谷」「上空の寒気」などよく聞く言葉をヒントに天気図の基礎から専門まで読み方のコツを紹介します。

  • 12月11日(木)18:30–20:00
  • 定員:15名、要申込み
  • 場所:交流記念館(博物館となり)2階応接室
  • コーヒー、紅茶を用意します
  • 参加費:無料
  • 講師:佐藤トモ子(気象予報士)

★講座内で完了できなかった、天気図ワークの回答を掲載しました。知床博物館協力会HP 蜃気楼&天気図カフェを行いました!

ネクタイピン、ペンダント製作体験講座

北海道から産する黒曜石やヒスイを磨いてネクタイピンなどを作ってみましょう。

  • 12月14日(日)
    1. 9:00–11:00
    2. 13:00–15:00
  • 定員:各回4名、要申込み、博物館集合解散
  • 参加費:大人500円、小中学生300円(材料費)
  • 服装:汚れてもよい服装
  • 原石は博物館で準備します
  • 担当:合地学芸員

デジカメで冬の星座撮影と観察会

12月14日に予定していた「デジカメで冬の星座撮影と観察会」は、曇天のため、12月20日(土)に延期します。20日に開催する場合、申込者の方には個別に連絡します。

博物館開館記念もちつき大会

12月28日は、35回目の知床博物館開館記念日です。もちつき体験の後、つきたてのもちをあんこやきなこでいただきます。かるたやメンコ(パッチ)など、「昔の遊び」コーナーもあります。友達や家族と参加しよう!

  • 12月28日(日)10:00–11:30
  • 場所:博物館前庭・交流記念館ホール
  • 参加費:無料
  • 定員:60名、要申込み
今年も昔の遊び名人大募集!

もちつき大会の当日、お手玉、メンコ(パッチ)といった懐かしい遊びの体験コーナーを今年もつくります。遊び道具の提供や、遊び方を教えてくれる人を募集します。博物館までご連絡ください。例えば・・・

  • お手玉のコツを子どもに教えられる方
  • 竹とりに詳しい方
  • メンコでは負けたことない方 など

博物館までご連絡ください。

11月

特別講演会「亜熱帯の森に棲むイリオモテヤマネコの暮らし」

亜熱帯にある西表島の森で暮らすイリオモテヤマネコ。うっそうとした森の中で単独で行動するヤマネコが何を食べて、他の個体とどのようにして情報交換を行い、一生を過ごしているのか。これまでの調査からわかってきたイリオモテヤマネコの暮らしぶりを紹介します。

  • 11月14日(金)18:30–20:00
  • 定員:60名、要申込み
  • 場所:知床博物館 2階映像展示室
  • 参加費:無料
  • 講師:琉球大学理学部海洋自然科学科 研究員 中西 希(のぞみ)

ミュージアムカフェ「トラとオオカミとカワウソの棲む森を訪ねて」

今年(2014年)9月にロシア沿海州、ハバロフスク州を訪れ、カワウソの調査をしました。トラやオオカミも生息する地域です。紅茶やコーヒーを飲みながら、調査風景のビデオや写真でロシアの自然の素晴らしさ、大地の広さを感じて下さい。

  • 11月20日(木)18:30–20:00
  • 定員:15名、要申込み
  • 場所:交流記念館(博物館となり)2階応接室
  • コーヒー、紅茶を用意します
  • 参加費:無料
  • 講師:村上学芸員

10月

ロビー展「しれとこ植物画展」

今年で18回目となるしれとこ植物画同好会の絵画展です。精密で立体的に描く「ボタニカルアート」という手法で知床のさまざまな植物を描きます。美しい植物画の世界をお楽しみ下さい。

  • 9月27日(土)–10月10日(金)
  • 9:00–17:30
  • 会場:交流記念館ホール
  • ロビー展のみの観覧は無料です。

ついに完成!「わら屋根ふき替えボランティア」

昨年できなかった屋根の上部をふき替えます。みなさんの力を貸してください!

  • 10月4日(土) 9:00–16:30 ※悪天時は10月11日(土)に延期
  • 定員:なし、要申込み、幼児は保護者同伴
  • 集合解散:わらドーム
  • 持ち物:汚れても良い服装、帽子、軍手、タオル、虫よけスプレー、飲み物、昼食
  • 担当:平河内学芸員、松田学芸員

わらドームが4日に完成した場合、「縄文ハンバーグ作り体験」を行います!

  • 10月11日(土) 10:00–12:00
  • 定員:15名(わら屋根葺き替えボランティア参加者優先)、要申込み
  • 場所:わらドーム
  • 持ち物:持ち物:おにぎり、飲み物、虫よけスプレー
  • 参加費:無料
  • 担当:平河内学芸員、松田学芸員

草取りボランティア

今年最後です。博物館裏の野外観察園(ワシ舎付近)にお集まり下さい。

  • 10月10日(金)6:00–7:00
  • 雨天中止

毛利巨塵・チェロでつづるAutumn Note〜彩&奏 うたとピアノと朗読と〜

  • 10月8日(水)18:30開演(18:00開場)
  • 演奏:毛利巨塵(チェロ)、美野明子(ソプラノ)、小部晴枝(ピアノ)
  • 朗読:渡辺悦子、髙橋貴美
  • 場所:交流記念館ホール
  • 入場料 :大人1,000 円、高校生以下500円※未就学児はご遠慮ください
  • チケット取り扱い:知床博物館、尾張屋楽器店、フォト未来
  • 主催、連絡先:問合せ:AutumnNote実行委員会 (23-1164)
  • 後援:知床博物館協力会

知床博物館協力会ブログで詳細をご覧ください。

音楽と朗読のコンサートです♪
知床博物館協力会ブログへ

皆既月食観察会

2011年以来3年ぶりの皆既月食です。18時15分からかけ始め、19時25分から20時25分までの1時間にも渡り赤銅色の皆既食が続きます。この間に、秋の星座とアンドロメダ大星雲などを観察します。同時刻にホールではコンサートを開演していますが、終演後の参加も歓迎します。

  • 10月8日(水)18:30–21:00 ※悪天中止
  • 定員:なし、要申込み※小中学生は送迎をお願いします
  • 場所:博物館前庭および天体ドーム室
  • 参加費:無料
  • 担当:合地学芸員

講演会「カワウソ再導入までの歩み」

100平方メートル運動の森・トラストの生物相復元事業では、カワウソ再導入が将来のテーマの一つになっています。カワウソの生息環境や経済的な被害の有無などについて、再導入を実施したイギリスから国際カワウソ生存基金のポール・ヨクソン事業部長を招いてお話を伺います。

  • 10月15日(水)18:30–20:00
  • 定員:60名、要申込み
  • 場所:交流記念館ホール
  • 参加費:無料
  • 担当:村上学芸員

野外講座「知床の温泉探訪」

知床半島にはいろいろな成分の温泉があります。ウナベツ温泉、岩尾別温泉、羅臼温泉、相泊温泉などで温度とpH(酸性度)を調べてみます。羅臼温泉(熊の湯)か川北温泉で入浴の予定です。

  • 10月26日(日)9:00–17:00
  • 定員:7名、要申込み
  • 集合解散:交流記念館前
  • 参加費:大人200円、小中学生無料
  • 持ち物:昼食、雨具、入浴道具
  • 担当:合地学芸員

9月

移動展「先人の集まりしウトロ遺跡」

ウトロ市街地の3カ所の遺跡から出土した遺物(土器や石器)や写真などを展示します。昭和30年頃、東京大学が調査をしたウトロ滝上遺跡(現在の夕陽台の湯)の遺物や調査図面・記録映像の他、平成20年頃の国道改良工事に伴い発掘調査したウトロ遺跡の遺物と昨年から学術調査を始めたチャシコツ岬上遺跡から出土した遺物を展示します。ホテルの会場をお借りし開催しますので、観覧を希望される方は「知床プリンスホテル風なみ季」のカウンターまで申し出てください。

ロビー展「はたおり作品展」

今年で25回目となる、恒例の作品展です。はたおりの会のみなさんが工夫をこらした作品が展示されます。

  • 9月3日(水)–9月25日(木)
  • 9:00–17:30
  • 会場:交流記念館ホール
  • ロビー展のみの観覧は無料です。

お月見観察会

地球がまだ液体のマグマであった時に大きな惑星が地球に衝突しました。その時、地球の外に飛ばされた液体が固まって月は生まれたと考えられています。博物館の望遠鏡で、隕石が衝突したクレータと溶岩が流れた月の海を観察し、月と地球の生いたちの違いを比べてみましょう。

  • 9月9日(火)19:00–20:30 ※悪天時は翌日に延期
  • 定員:なし、要申込み
  • 集合解散:博物館前庭、天体ドーム室※小中学生は送迎をお願いします
  • 参加費:無料
  • 担当:合地学芸員

草取りボランティア

博物館裏の野外観察園(ワシ舎付近)にお集まり下さい。

  • 9月10日(水)6:00–7:00
  • 雨天中止

「チャシコツ岬上遺跡」現地見学会

昨年度行われた調査によってウトロのチャシコツ岬(亀岩)の上にある多数の竪穴住居跡は、オホーツク文化期のものであることがわかりました。今年は自然崩壊の危険がある箇所の竪穴住居跡などを発掘します。当日は調査の様子を調査員が詳しく解説します。

  • 9月20日(土)
    1. 10:30〜11:30(10:00集合)
    2. 13:30〜14:30(13:00集合)
  • 定員:各20名、要申込み
  • 集合場所:ウトロ道の駅駐車場(博物館車で先導し現地駐車スペースまで案内します)
  • 持ち物:動きやすい服装、運動靴、タオル、水、虫よけスプレーなど
  • 参加費:無料
  • 担当:松田学芸員

8月

夏休み体験講座

はたおり体験講座

はたおり機でオリジナル作品をつくろう!

  • 8月2日 (土) 9:30~14:30
  • 定員:20名(幼児は保護者同伴)
  • 指導:はたおりの会 ※所要時間30分程度、希望開始時間を申込時にお聞きします。
川の生き物観察会

★定員となりました★

タモ網で川の生き物をつかまえよう!胴長、ライフジャケットを着用して川を歩きます。

  • 8月6日 (水) 9:00~15:00
  • 定員:7名(小学校3年生以上)
  • 服装:長袖上着、長ズボン(できれば化繊)、長めの靴下、帽子
  • 持ち物:昼食、タオル、ぬれた時の着替え、川の中ではく運動靴
  • 担当:斜里川を考える会
シカをおいしく食べちゃおう

★定員となりました★

黒曜石のナイフを使い、古代人のつもりになってたき火でシカの肉をローストして食べよう!おいしいよ!

  • 8月7日 (木) 9:00~12:00
  • 定員:15名
  • 服装:汚れてもよい服装、帽子
  • 持ち物:軍手
  • 担当:山中館長
石磨き講座

★定員となりました★

石を磨いて中に何が入っているか調べてみよう!

  • 8月8日 (金)
    1. 9:00
    2. 10:00
    3. 11:00
  • 定員:各回4名(小学生以上)
  • 担当:合地学芸員

草取りボランティア

博物館裏の野外観察園(ワシ舎付近)にお集まり下さい。

  • 8月10日(日)6:00–7:00

虫カフェ

長年、オホーツク管内のチョウや昆虫の調査を行ってきた進基先生(北見市)をお招きして開催します。飲み物を片手に、取り集めてきた写真と標本を見ながら採集苦労話など、昆虫談義に花を咲かせましょう。今回はチョウとトンボについての話です。ざっくばらんな進先生(斜里中、川上小、朝日小の先生をされていました)のお話、面白いですよ。

  • 8月27日(水) 18:30–20:00
  • 定員:15名、要申込み
  • 場所:交流記念館(博物館となり)2階会議室
  • コーヒー(温・冷)、紅茶、麦茶を用意します
  • 参加費:無料
  • 講師:進 基(しん もとい)(NPO法人オホーツク文化協会理事長)

7月

写真展「知床の高山植物」移動展in釧路

  • 6月21日(土)–7月21日(祝)
  • 9:30–17:00
  • 場所:釧路市立博物館 マンモスホール
  • 写真展のみの観覧は無料

羅臼岳の植物と地質観察会

羅臼岳は日本百名山にも選ばれた知床を代表する山で、当日は山開きの日です。羅臼岳は海底と陸上の火山活動で作られた活火山で、羅臼平付近には高山植物が広く分布しています。植物や岩石を観察しながら頂上を目指しますが、天候や時間の都合で途中から下山する可能性もあります。

  • 7月6日(日)6:00–17:30 ※悪天中止
  • 定員:7名、要申込み
  • 集合場所:交流記念館入口
  • 参加費:大人200円、小中学生無料
  • 持ち物:登山道具(※)、携帯トイレ(必ず持参のこと。持ってない方には参加費+500円で頒布します)
  • 担当:内田 暁友学芸員、合地 信生学芸員

※登山道具:弁当、水(0.5〜1 L)、リュック(ザック)、非常食、登山靴(ハイキングシューズも可)、上下の分かれる合羽、耳の覆われる帽子、冬用手袋、セーターかトレーナー

草取りボランティア

博物館裏の野外観察園(ワシ舎付近)にお集まり下さい。

  • 7月10日(木)6:00–7:00

博物館ラリー

博物館を探検しながらクイズに挑戦します。小学校低学年用と高学年・中学生用の問題があります。それぞれ簡単なAコースからスタートして、クリアすると翌日以降に次のコースに進めます。一番難しいCコースまでクリアして知床博士をめざそう!

  • 7月29日(火)–8月17日(日)

夏の星座・天の川を見よう

博物館前庭で、天の川と夏の大三角形を手がかりに夏の星座を探します。また、土星の輪・表面がだいだい色の火星・いて座の星雲・ヘルクレス座の球状星団を博物館の大型望遠鏡で観察します。

  • 7月19日(土)19:30–20:30※悪天時は翌日に延期
  • 定員:なし、要申込み
  • 集合解散:博物館前庭、天体ドーム室※小中学生は送迎をお願いします
  • 参加費:無料
  • 担当:合地学芸員

6月

収蔵資料展

交流記念館を建設する際に弘前市で収集・購入した資料のうち、今まで一度も展示していなかった七々子塗の弁当箱、茶托など25点を展示しています。

  • 5月15日(木)–6月29日(日)
  • 場所:交流記念館ロビー
  • 収蔵資料展のみの観覧は無料

蜃気楼(しんきろう)観察会

6月は斜里の海岸で春の蜃気楼が観測できる絶好の季節です。室内で蜃気楼が発生する仕組みを実験し、実際に前浜へ行って観察します。蜃気楼が発生していない場合でも、発生しやすい方向や普段の景色との違いなどを説明し、観測のコツを学びます。

  • 6月7日(土)9:00–11:30 ※雨天中止
  • 定員:なし、要申込み
  • 集合場所:交流記念館入口
  • 持ち物:帽子、飲み物、双眼鏡(なければお貸しします。申込み時にお聞きします)
  • 参加費:大人200円、小中学生無料
  • 担当:佐藤トモ子(気象予報士)、合地信生学芸員

草取りボランティア

今年も6月から10月までの毎月10日は草取りボランティアの日です。博物館裏の野外観察園(ワシ舎付近)にお集まり下さい。

  • 6月10日(火)6:00–7:00

屈斜路火山と斜里平野

斜里平野は3〜12万年前に屈斜路火山が噴火した後、2万年前の氷河期に中斜里平坦面、4千年前に砂丘が成長し、古斜里湖が形成され現在の姿になりました。来運の湧水、火砕流が固まったさくらの滝、火砕流に埋もれた炭化木、鳴り砂などを観察します。

  • 6月21日(土)9:00–15:00 ※小雨決行
  • 定員:15名、要申込み※
  • 集合場所:交流記念館入口
  • 参加費:大人200円、小中学生無料
  • 持ち物:昼食、雨具、長靴※
  • 担当:合地学芸員、松田功学芸員

※知床博物館協力会ニュースレター「タンネウシ」において、本講座の定員を「なし」、持ち物を「帽子、飲み物、双眼鏡」とお知らせしましたが、誤りでした。申し訳ありません。上記の通り訂正します。

博物館みどりの日

毎年、協力会員のみなさんと博物館職員とで、博物館前花壇に花を植えています。作業終了後、屋外で焼き肉親睦会(参加費無料)があります(作業のみの参加も可能です)。会員でない方も参加できますので、ご協力いただける方は、事前にお電話ください。。

  • 6月22日(日)9:30–12:00 ※悪天中止
  • 場所:博物館野外観察園など
  • 定員:なし
  • 持ち物:汚れても良い服装
  • 要申込み
  • 子どもから大人まで参加可能です(小学校低学年以下は保護者同伴のこと)

5月

「地質散歩」と「地質の展示解説」

5月10日は明治9年に「日本蝦夷地質要略之図」が作成された日です。この日を「地質の日」として全国で地球を勉強する行事が開催されます。海底火山活動から始まり、陸上の火山活動へと変化する知床半島の生いたちを斜里からウトロの道路沿いの地層や海岸の石から探ります。また、館内の地質展示からも火山活動について学びます。

  • 5月10日(土) 8:30–12:00
    • 8:30–11:30 野外観察
    • 11:30–12:00博物館内で解説
  • 定員:各回7名、要申込み
  • 集合場所:交流記念館
  • 参加費:大人200円、小中学生無料
  • 担当:合地学芸員

無料開館日/解説ツアーと斜里のなつかし映像上映会

国際博物館の日を記念し無料開館します。午前は学芸員と一緒に、常設展示のほか普段は見られない収蔵庫や歴史民俗館をめぐる解説ツアーを行います。午後には、昭和37年から昭和45年頃の斜里の町並みや農業、漁業、自然の様子を収録した「斜里のなつかし映像」上映会を行います。

  • 5月18日(日)終日無料開館
    1. 10:00– 松田学芸員解説
    2. 11:00– 合地学芸員解説
    3. 14:00– なつかし上映会
  • 定員:なし、申込み不要
  • 集合場所:解説 博物館/上映会 交流記念館応接室
  • 参加費:無料

春の星座と木星・土星・火星観察会

おおくま座、うしかい座、おとめ座を結ぶ「春の大曲線」を博物館前庭でさがします。また、縞のある木星、輪を持つ土星、地球に大接近し赤く輝く火星、かに座のプレセペ星団を天体ドーム室の望遠鏡で観察します。

  • 5月24日(土)19:30–20:30※悪天時は翌日に延期
  • 定員:なし、要申込み
  • 集合解散:博物館前庭、天体ドーム室※小中学生は送迎をお願いします
  • 参加費:無料
  • 持ち物:防寒着
  • 担当:合地学芸員

4月

新着資料展

寄贈された資料の中から珍しい物などを公開します。今回は町民寄贈の「木鼠(エゾリス)のショール」(昭和30年頃製)と、小山内清次氏制作・寄贈のねぷた絵(7点)を展示します。ねぷた絵は、運行された扇ねぷたの原画(額装)です。

  • 4月10日(木)–5月11日(日)
  • 場所:交流記念館ロビー

とっかりカフェ

手足をヒレへと変化させた哺乳動物たち。アザラシやトドの仲間は、知床でもおなじみの動物です。世界各地にすむ彼らの変わり者の親戚たちのことや、おもしろい暮らしぶり、そして、世界史の激動の中で翻弄されてきた歴史について、お茶を飲みながらお話します。

  • 4月24日(木) 18:30–20:00
  • 定員:15名、要申込み
  • 場所:交流記念館(博物館となり)2階会議室
  • コーヒーとお茶を用意します
  • 参加費:無料
  • 講師:山中館長

3月

神秘のゆらめき 蜃気楼・幻氷写真展

好評のため博物館移動展として「道の駅しゃり」でひきつづき開催します。市街地におでかけの際お立ち寄りください!

  • 2月1日(土)から3月中旬まで
  • 場所:道の駅しゃり(9:00–19:00)
  • 入場無料

宝石みがき体験

★定員となりました★

ヒスイや黒曜石、ジャスパーを専用の研磨機でピカピカに磨き、ペンダントかネクタイピンを作ります。

  • 3月15日(土)、16日(日)いずれも以下の2回
    1. 9:00〜11:00
    2. 13:00〜15:00
  • 定員:各回4名(小学1年生以上)、要申込み
  • 集合解散:博物館
  • 参加費:大人500円、小中学生300円(材料費)
  • 服装:汚れてもよい服装
  • 担当:合地学芸員

アイヌ刺しゅうDVD鑑賞会

財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構制作のアイヌ刺しゅう「装身具」のDVDを鑑賞します。映像では、アイヌ刺しゅうの第一人者 津田命子さんの指導で、鉢巻(マタンプシ)・首飾り(レクトゥンペ)・手甲(テクンペ)・脚絆(ホシ)・前掛け(マンタリ)の5種類の作り方が紹介されています。アイヌ刺しゅうに関心のある方は、この機会にご覧下さい。

※実技講座はありませんのでご了承下さい。

  • 3月29日(土)9:30〜11:30
  • 定員:15名、要申込み
  • 場所:流記念館2階 会議室
  • 参加費:無料

2月

雪の結晶と流氷観察会

雪の結晶は暖かい場所ではすぐに溶けてしまいます。そのきれいな形を保存するために特殊な液を結晶の細部まで染み込ませ、樹脂で固めて複製を作ります。自分だけの結晶レプリカをつくってみましょう。また、海岸で流氷の観察も行います。切り取った流氷と普通の氷の結晶構造の違いを、実験室で観察します。

  • 2月15日(土)9:00–12:00※悪天中止
  • 定員:7名、要申込み
  • 集合解散:博物館
  • 参加費:大人200円、小中学生無料
  • 持ち物:防寒着、手袋、帽子
  • 担当:合地学芸員

連続講座「となりのロシア」

日本海をはさみ北海道に最も近い外国、ロシア極東地域は、自然や文化に北海道と共通点があります。地史的なスケールと考古学的な視点からサハリンと北海道の歴史的な関連を紹介します。また、北方民族ウィルタや絶滅の危機に瀕しているアムールトラの話題など、ここでしか聞けない連続講演会です。

  • 2月25日(火)–28日(金)
  • 18:30–20:00
  • 交流記念館ホール(博物館となりの建物です)
  • 参加無料、要申込み ※

※一部広報誌等で「申込不要」と案内していましたが、悪天候時などに連絡できるよう、申込みを受付けております。極力お申込みの上ご参加下さい。

  • 協力:(公財)知床財団、知床博物館協力会、北海道立北方民族博物館
1日目 2月25日(火)
生命のつながりを未来へ―ロシア世界遺産シホテアリンの自然を守る私達
  • 講師:スヴェトラーナ・スティリーナ(シホテアリン国立自然保護区副所長)
2日目 2月26日(水)
環日本海北回廊地域における先史文化交流―アムール下流域とサハリンの考古学調査
  • 講師:熊木 俊朗(東京大学・北海文化研究常呂実習施設 准教授)
3日目 2月27日(木)
サハリンの先住民ウイルタの伝統文化と現在―言葉の調査・研究から
  • 講師:山田 祥子(北海道立北方民族博物館学芸員)
4日目 2月28日(金)
北海道、サハリンと沿海州の地質形成史
  • 講師:合地 信生(斜里町立知床博物館学芸員)

1月

知床の高山植物 写真展 開催中

改訂版「知床の高山植物」出版記念移動展の写真展です。高山に登らないと見られない、貴重な植物たちの可憐な姿をお楽しみ下さい。

  • 1月31日(金)ごろまで
  • 場所:道の駅しゃり(9:00–19:00)
  • 写真:内田学芸員

神秘のゆらめき 蜃気楼・幻氷写真展 開催中

斜里の海岸では、流氷が白いビルのように見える「幻氷」など、珍しい「上位蜃気楼」がひんぱんに観測できます。蜃気楼は、密度の異なる空気により光が屈折し、ものが伸び上がったり反転して見える現象です。町内の写真愛好家と知床博物館職員の佐藤トモ子気象予報士が撮影した幻想的な蜃気楼の写真を、解説とともに展示します。

ギャラリートーク(展示解説)

展示写真の見どころのほか、蜃気楼観察・撮影のコツ、蜃気楼の種類、しくみについて説明。蜃気楼を水そうで再現する実験も体験します。

  • 1月12日(日)
    1. 10:00–11:00 こども向け(実験メイン)
    2. 13:00–14:00 大人向け
  • 定員:なし、申込み不要
  • 参加費:無料
  • 会場:交流記念館ホール
  • 解説:佐藤トモ子

カフェ・ド・カワウソ--消えてしまった君を追いかけて

ミュージアムカフェ第6弾です。昨年環境省は、カワウソが国内で絶滅したと発表しました。一方で北海道のおとなりのサハリンには、今も多くのカワウソが生息しています。なぜそうなったのか。当館に保存されている道内最後の毛皮やサハリンの生息地の映像をみながら考えてみたいとおもいます。また、カワウソはしれとこ100平方メートル運動で将来復元することを検討する種になっています。その可能性についてもお話します。

  • 1月16日(木) 18:30–20:00
  • 定員:15名、要申込み
  • 場所:交流記念館(博物館となり)2階会議室
  • コーヒーとお茶を用意します
  • 参加費:無料
  • 講師:村上学芸員

冬の星座観察会

オリオンの大星雲やすばる、アンドロメダ大星雲や木星を博物館の大型望遠鏡で観察します。

  • 1月25日(土)19:00–20:30※悪天時は翌日に延期
  • 定員:なし、要申込み
  • 集合解散:博物館前庭(博物館周辺で観察)
  • 参加費:無料
  • 持ち物:防寒着、手袋、帽子
  • 担当:合地学芸員

斜里高校「知床自然概論」課題研究発表会

「知床自然概論」は博物館の学芸員などが講師をつとめる授業です。知床の自然を学んだ高校生による一年間の成果発表をご覧ください。

発表テーマ:シマフクロウ、流氷、オショロコマなど

  • 1月31日(金) 18:00–19:00
  • 場所:交流記念館ホール
  • 見学自由、無料
calendar/event2014.txt · 最終更新: 2015/01/07 09:36 by sato