カマスサワラ

2012年9月18日に斜里町オシンコシン沖の定置網で採集

カマスサワラ Acanthocybium solandri (Cuvier) はスズキ目サバ科カマスサワラ属の 2 m になる大型の魚類で、全世界の温帯、亜熱帯に分布しています。国内においても分布は南日本とされており、知床半島においては2012年に初めて記録された大変めずらしいものです。

(1)長い紡錘形の魚体、(2)吻が長く、顔の先端から眼までと眼から顔の後端までの長さがほぼ等しいこと、(3)第1背鰭の後部が徐々に低くならないことで近縁の魚から区別できます。

 
shizen_rekishi/seibutsu/kamasusawawra.txt · 最終更新: 2012/10/28 22:09 (外部編集)