知床博物館 第43回特別展「大標本展」

知床博物館は前身の「知床資料館」時代も含めると開館してから50年を超える歴史があり、収集してきた生物標本は1万点をゆうに超えています。これらの膨大な標本は野外で採集され、博物館へと収蔵されるに至るまでに1点1点歩んできたストーリーがあります。調査研究で採集されたもの、車に轢かれたもの、駆除されたもの、感電死したもの... etc。こうした物語を紐解いていくと、斜里町の豊かな自然や人間生活との軋轢など様々な特色が見えてきます。多様な生物標本の展示を通じて新たな「知床」を見つけるきっかけになれば幸いです。

会期:〜2月28日(金)

場所:交流記念館ロビー