2021年

12月

ギャラリートーク:写真展「氷河の山とツンドラの大地~アラスカ・デナリ~」の裏側

開催中のロビー展「氷河の山とツンドラの大地~アラスカ・デナリ~」の企画者である伊藤典子さん、能勢峰さん、能勢理恵さんによるギャラリートークを実施します。アラスカの現地を訪れた際の様子やデナリ山登頂の時のことなど、展示している写真や映像だけでは伝わらないことをお話します。

  • 日時:12月5日(日)
    • 1回目:10:00 ~ 10:40
    • 2回目:14:00 ~ 14:40
  • 場所:交流記念館ホール
  • 定員:各回定員15名、要申込
  • 参加費:無料

ロビー展「樺太(絵ハガキに見る樺太の記憶~知られざる北の国境)」

日本が統治していた時代の樺太(サハリン)で販売されていた絵葉書を展示します。当時のサハリンの街並みや森林、動物といった自然の様子など、さまざまな風景を伺い知ることができます。

  • 期間:12月11日(土)~令和4年1月30日(日)
  • 場所:交流記念館ホール

開館記念イベント「餅つき大会(お持ち帰りのみ)」

2年ぶりに餅つき大会を開催します。例年では、開館日(12月28日)に行いますが、参加しやすいよう12月26日(日)に実施します。新型コロナ対策のため、つき手は斜里町内の幼児、小中学生と博物館関係者のみとします。また、ついた餅はその場で食べず、持ち帰りとしますので加熱調理してお召し上がりください。

  • 日時:12月26日(日)10:00 ~ 11:30
  • 定員:60名(要申込)
  • 場所:博物館前庭
    ※マスク着用でご参加ください

11月

ロビー展「氷河の山とツンドラの大地~アラスカ・デナリ~」

斜里町在住の登山ガイド伊藤典子さん、ナチュラリストの能勢峰・理恵夫妻により、写真や動画でアラスカの自然の様子を紹介します。アラスカにある北米最高峰デナリ山登頂、ヒグマやナキウサギ、ヤナギラン、デナリ山麓の自然の様子など、知床とはひと味違う山岳や氷河に削られながらできた広大な自然の風景をお楽しみください。

  • 期間:11月6日(土)~ 12月5日(日)
  • 場所:交流記念館ホール会期:9月25日(土)〜11月28日(日)
  • 場所:博物館本館受付前

農業資料等収蔵施設(旧朱円小学校)公開

農業資料等収蔵施設は、旧朱円小学校を活用した博物館資料の収蔵施設です。農機具や漁具、生活の道具や学校の資料など、収蔵資料と一部の展示スペースを公開します。この機会にどうぞご覧ください。町内在住で地域の昔の農業に詳しい近藤正純さんの解説も2回実施します。

  • 日時:11月13日(土)9:00 ~ 16:00
  • 解説:①10:00 ~ ②14:00 ~(各40分程度)
  • 場所:斜里町朱円32番地農業資料等収蔵施設
  • 参加費 無料、申込み不要(当日先着20名まで)
    ※暖かい服装でお越しください

博物館講座「北海道の石でキーホルダーを作ろう」

黒耀石、ジャスパー、ヒスイをみがいてオリジナルのキーホルダーを作ってみましょう。

  • 黒耀石、ジャスパー、ヒスイをみがいてオリジナルのキーホルダーを作ってみましょう。
  • 日時:11月21日(日)10:00 ~ 12:00
  • 参加費:大人400円(材料費含む)中学生以下と協力会員は無料
  • 定員:8名まで ※要申込み
  • 講師:合地学芸員
  • 服装等:汚れても良い服装、事前に爪を切っておいてください
  • 場所:交流記念館ホール会期:9月25日(土)〜11月28日(日)

部分月食観察会

今年の5月に皆既月食が観察されました。今回も月の98%が欠ける月食が観察できます。赤銅色になる月を観察しましょう。

  • 日時:11月19日(金)17:30~18:30※悪天中止
  • 場所:博物館前庭(天体ドームも使います)
  • 参加費:無料
  • 定員:20名 ※要申込み
  • 講師:村上館長、合地学芸員※小中学生は保護者の送迎。幼児は保護者同伴をお願いします。
    ※暖かい服装でお越しください

10月

収蔵資料展示「資料でみる昭和の子供たち」

昭和20年代の雑誌や、古いランドセル、ノートなどを展示します。あわせて斜里町で昭和の時代に撮影された子供たちの写真も少しだけ展示します。

  • 会期:9月25日(土)〜11月28日(日)
  • 場所:博物館本館受付前
  • 収蔵資料展示のみの観覧は無料です。

小中学生観察会「知床半島の成り立ち」

知床五湖などを歩きながら、どのように知床半島の地形がつくられて来たのかを学びます。

  • 日時:10月24日(日)9時 博物館前庭集合、15時解散
  • 講師:合地信生学芸員
  • 参加人数:5名(小中学生のみ)
  • 要参加申し込み。このほかに博物館キッズから最大で15名が参加します。
  • 持ち物:雨具、防寒具、長靴、お弁当、飲み物

天体観察会「惑星と秋の星座』

木星、土星,できれば金星を観察しましょう。おうし座やアンドロメダ座など秋の星座を探して、すばるやアンドロメダ星雲も望遠鏡で観察します。

  • 日時:10月9日(土)18時30分〜19時30分
  • 場所:博物館前庭(天体ドームも使います。)
  • 定員:20名(要申込み、参加無料、小中学生は保護者の送迎、幼児は保護者同伴でお願いします。)

草取りボランティアのご案内

ボランティアによる今年最後の草取りを実施します。

  • 日時:10月10日(日)6時〜6時50分(雨天中止)
  • 場所;高山植物園
  • 申込み不要

9月

ロビー展「はた織りの会作品展」

はた織りの会のみなさんが、ひとつひとつ丁寧に時間をかけて織った作品を展示します。新作も出品しますのでお楽しみに。

  • 会期:9月11日(土)〜10月23日(土)
  • 場所:交流記念館ホール
  • ロビー展の観覧は無料です。

観察会「知床半島の成り立ち」

知床半島の地形ができた歴史には、海底での泥岩の堆積、海底火山活動、陸上火山活動の大きく3つの段階があります。知床半島をウトロ側から羅臼側へと車で移動し、半島の両側でこの3段階の地質活動がどのように起こって来たか観察します。半島のできてきた姿を体感してみましょう!

  • 日時:9月25日(土)8時30分博物館前庭集合、16時30分解散
  • 講師:合地信生学芸員
  • 参加人数:7名(要参加申し込み)
  • 持ち物:雨具、長靴、お弁当、筆記用具
  • 参加費:300 円(高校生以上)/協力会会員は無料

早朝草取りボランティア

6〜10月の毎月10日早朝に、博物館裏で、ボランティアによる草取りを実施しています。

  • 日時:9月10日(木)6:00〜6:50(雨天中止)
  • 服装:軍手、虫よけ
  • 申込みは不要です。

8月

小・中学生限定!「夏の星空観察会」

南の夜空には天の川をはじめとして、さそり座やいて座が輝き、頭上には夏の大三角形が現れます。多くの赤いガスの星雲を持ついて座や、縞模様がある木星、輪を持つ土星を観察しましょう。

  • 日時:8月4日(水) 19:30〜20:30(悪天の場合順延)
  • 場 所:本館前庭集合
  • 参加料:無料
  • 対 象:小〜中学生(定員5名)
  • 当日は博物館キッズの小学生と一緒に参加していただきます。保護者の方も一緒にご参加いただけます。

夏休み企画!「博物館クイズラリー」

今年も夏休みのクイズラリーを開催します!クイズ用紙にある写真から、博物館にある展示資料に隠されているキーワードを当ててもらいます。知床の自然や歴史、暮らしについて学ぶことができます。問題は1低学年用(小学1〜3年生)、2高学年用(小学4〜中学3年)の2種類を用意します。参加は1日に1回までです。クリアできなかった場合は、翌日以降にもう一度チャレンジできます。クイズをクリアした人には景品を用意しています!

  • 期間:8月1日(日)〜8月15日(日)
  • 参加方法:博物館本館の受付で申込み
  • 対象:小学〜中学生まで

旧役場庁舎イベント「葦の芸術原野祭」

旧役場庁舎を活用して開催します。町民の交流や平場での演劇公演、作品展などを通し、まちづくりの変遷や歴史の記憶を掘り起こしていきます。

  • 主催:葦の芸術原野祭実行委員会
  • 協力:知床博物館
  • 日時:8月14日(土)〜8月29日(日)10:00〜17:00
  • 会場:旧役場庁舎(旧図書館)
  • 観覧料:無料(但し、演劇・ライブなどの公演は有料)

7月

収蔵資料展示「雑誌から見る昭和のくらし」

戦後、テレビ・冷蔵庫・洗濯機が三種の神器と呼ばれ、生活の豊かさ象徴でした。服や食事も西洋風になって いき、それを特集する雑誌も多く発売されました。今回は、そんな西洋風に変わってゆく食や生活様式を特集した雑誌を展示します。雑誌を見ながら、昭和に思いを馳せてみませんか?

  • 期間:7月6日(火)〜9月中旬
  • 場所:本館受付前
  • 観覧料:本展示のみの観覧は無料

6月

海峡を越えたオホーツク土器

1971年に斜里町で発掘され、青森県の故二本柳正一さんが保管していた土器が斜里町に戻ってきました。 この海峡を越えたオホーツク土器を展示しています。

  • 日時:6月13日(日)まで
  • 場所:博物館受付
  • この展示のみの観覧は無料です。

ロビー展「骨のある展示」

動物の骨にはそれぞれドラマがあります。それは数万年の進化の歴史だったり、その動物が一生を終える直前 にかろうじて生きていた姿だったりします。それぞれの骨をじっくり眺めると、新たな動物達の姿を発見できるかもしれません。「ろっ骨背比べ」、「やわらかい骨と硬い骨」、「飛ぶための骨」「泳ぐための骨」などを 展示予定です。下の2枚の写真は、ある理由で折れたシカの骨、ある魚の骨です。展示会場で答えを出します。

  • 日時:6月19日(土)〜7月18日(日)まで
  • 日時:7月17日(土)〜9月5日(日)
  • 場所:交流記念館ホール
  • ロビー展のみの観覧は無料です。

しれはくフェス中止

6月下旬に予定していた博物館みどりの日・しれはくフェスは、新型コロナウイルス感染症対策のため、中止しました。

ボランティア草取り中止

毎年6〜10月の10日に実施しているボランティア草取りは、新型コロナウイルス感染症対策で博物館が休館のため、中止しました。

5月

無料開館&記念展示「海峡を越えたオホーツク土器」

5月18日の国際博物館の日に近い5月16日を無料開館とし、合わせて記念展示を公開します。青森県六ヶ所村から寄贈された土器のほか、この機会に昨年リニューアルした考古コーナーを合わせて、ぜひご覧ください。

  • 日時:5月16日(日)、全館無料開放
  • 解説:平河内学芸員 11:00~11:15
  • 会場:博物館1階 考古コーナー
  • 備考:16日以降は博物館受付にて展示します。

博物館講座「皆既月食をみよう!」

月食は月と太陽の間に地球が入り、月が欠ける現象です。今回、月は欠けながら東の空から上がってきます。20時頃皆既になり、約20分間続き、赤銅色の月が観察されます。博物館天体ドーム室の望遠鏡などで観察します。

  • 日時:5月26日(水) 19:00 ~ 20:30
  • 定員:20名(要申込) 小学生は保護者同伴
  • 集合:博物館前庭
  • 講師:村上館長、合地学芸員
  • 服装:屋外でも寒くない服装

北方民族の釣針「ギャラリートーク」

4月28日(水)から開催中の移動展を北海道立北方民族博物館の学芸員が解説します。一緒に会場をめぐり、展示されている釣針から北方民族の釣り漁について学びましょう。

  • 日時:5月2日(日)10:00~、 13:00~(各30分)
  • 定員:各20名、要申込
  • 集合:交流記念館ホール(知床博物館となり)
  • 講師:種石 悠学芸員(北海道立北方民族博物館)
  • 申込先:知床博物館(0152)23−1256
  • 移動展のみの観覧は無料。6月6日(日)まで。

4月

史跡見学会「チャシコツ岬上遺跡を見に行こう!」

普段は非公開のヒミツの遺跡を探検するチャンスです。今から1,200年前、海洋民族の集落があった史跡チャシコツ岬上遺跡をご案内します。 遺跡の中には、古代の生活道具や動物骨が散らばっており、今回は特別に実際 に手にとってご覧いただけます。

  • 日時:4月25日(日)雨天中止
  • (午前の回) 10:00〜11:30(定員に達しました、キャンセル待ち)
  • (午後の回) 13:00〜14:30(定員に達しました、キャンセル待ち)
  • 集合場所:ウトロ道の駅正面
  • 定員:各回15名
  • 持物:軍手、帽子、マスク、長靴等
  • 担当:平河内・合地学芸員
  • 申込期限:4月13日(火)12:00まで(先着順)
  • 体力に自信がない方は、ご相談ください。

博物館講座「化石クリーニング体験」

知床半島付近の100万年以前の地層からは当時の貝や魚の化石が出てきます。今回は、ハンマーと釘を使って岩石から貝化石を取り出します。

  • 日 時:4月18日(日)10:00〜12:00
  • 場所:交流記念館2階・実習室
  • 定員:10名(小学生以上、要申込)
  • 講師:合地学芸員
  • 条件:汚れてもよい服装でご参加ください。

道立北方民族博物館移動展「北方民族の釣針」

北方民族にとって、漁労は重要な生業のひとつです。この漁労を支えた道具に釣針があります。今回の展示では、シベリアや極北、北アメリカの釣針を通して、北方民族の漁労の一部を紹介します。

  • 期間:4月28日(水)〜7月11日(日)
  • 場 所:交流記念館ホール
  • 主催:北海道立北方民族博物館
  • 移動展のみの観覧は無料です。

収蔵資料展示「端午の節句の五月人形」

端午の節句は、邪気を払い無病息災を祈る行事です。そんな、端午の節句に飾る五月人形を展示します。今回は、兜や武者人形など様々な種類の五月人形を展示します。

  • 期間:4月4日(日)〜5月9日(日)
  • 場所:博物館本館受付前
  • 本展示のみの観覧は無料です。

3月

写真展「春の日、モモの日―エゾモモンガの物語―」

北海道に棲む哺乳類の中でも特に人気の高いエゾモモンガ。夜行性の動物ですが、恋する時期は昼間も活発に動きます。精一杯生きるエゾモモンガの豊かな表情や姿をぜひご覧ください。

  • 撮影:今泉 俊雄さん(釧路市在住)
  • 会期:3月6日(土)~ 4月18日(日)
  • 場所: 交流記念館ホール
  • 本展示のみの観覧は無料です。

博物館講座「アクセサリーをコツコツ(骨々)作ろう!」

動物の骨を使ってアクセサリーを作ります。海や陸の生き物の骨は硬さや質感がどう違うのでしょうか?アクセサリー作りを通して骨について学んでみましょう。

  • 日時:3月28日(日)10:00 ~ 12:00
  • 定員:10名(小学3年生以上対象)、要申込(前日まで)
  • 材料費:300円(博物館協力会員は無料)
  • 担当:合地学芸員
  • 会場:交流記念館 2F 実習室
  • 汚れても良い服装でお越し下さい。

2月

博物館講座「博物館の裏側をのぞいてみよう!」

展示室に展示されている以上に、 博物館にはさまざまな資料が収蔵されています。今回は、普段見ることのない、博物館の収蔵庫を見学します。収蔵庫の役割や収蔵されている資料もいくつか解説します。

  • 日時:2月13日(土)11:00〜12:00
  • 定員:7名(要申込)
  • 参加費:無料
  • 集合場所:交流記念館ホール
  • 服装:暖かい服装、マスク
  • 講師:横山学芸員

博物館講座「厳寒の星座観察会」

一年でもっとも冷え込みが厳しい季節ですが、美しい星座や星雲、星団を見ましょう。参加者には、その日の星空を撮影したデジタル写真をプレゼントします。写真は Eメールに送信するか、後日プリントを差し上げます。

  • 日時:2月13日(土)18:00〜20:00 当日悪天候の場合は14日(日)に延期
  • 定員:10名(要申込)小学生以下は保護者同伴
  • 服装:帽子、手袋、防寒靴など、防寒を徹底してください。
  • 参加費:無料
  • 集合場所:博物館前庭集合後、星の綺麗な場所に移動します。コロナ対策のため、博物館車両は4名定員とし、6名の方はご自身の車両で移動してもらいます。
  • 講師:村上館長、合地学芸員

収蔵資料展示「美しい装身具」

日本独自の繊細で美しい装飾が施された櫛、かんざし、こうがいなどの髪飾りや髪結い道具、北海道開拓時に本州から移住してきた人々の手鏡を展示します。

  • 会期:1月27日(水)〜3月31日(水)
  • 会場:博物館本館受付前
  • 観覧料:本展示のみの観覧は無料

1月

ロビー展・模型〜とっても素敵な小さな世界4「レーシングカー」

レーシングカーのプラモデルやダイキャストモデルを展示します。今回はフォーミラーカー(F-1)、グランドツーリングカー、ラリーカーを中心に展示します。精巧に作られたむき出しのエンジンや、派手なスポンサーパッケージを施されたボディをお楽しみください。

    • 会期:1月30日(土)〜2月28日(日)
    • 場所:交流記念館ホール
    • 本展示のみの観覧は無料です。

講座「化石のレプリカづくり」

石こうを使って、アンモナイト化石のレプリカをつくります。博物館キッズの講座のひとつですが、今回は特別にプラス5名(小3〜中3まで)参加できます。

      • 日時:1月17日(日)9:00〜12:00
      • 参加費:無料、要申込
      • 場所:交流記念館
      • 講師:永田主任、合地学芸員
      • 服装:汚れてもよい服装