2015年
12月
化石カフェ
北海道からは、中生代の首長竜・アンモナイト、新生代のデスモスチルス・ナウマンゾウ・マンモスゾウの化石が発見されています。化石がどのようにして生まれるか考えてみます。今回は趣味でアンモナイトを採集されている門脇利彦さんのお話もあります。アンモナイトの化石もみせていただきます。飲み物を用意してお待ちしています。
- 日時:12月17日(日)18:30~20:00
- 定員:13名
- 参加費:大人200円、小中生無料(協力会会員は無料)
- 担当:合地信生学芸員
第37回知床博物館開館記念もちつき大会
今年のもちつきは、新たに町民から寄贈された臼を使わせていただきます。 また、昔の遊びコーナーもあります。お手玉、かるた、独楽まわし、竹割りなどを楽しめます 。この「昔の遊び」のボランティアを募集しています。子供どもたちに昔の遊びを教えてください。連絡をお待ちしています。 当日は、博物館の観覧は無料です。
- 日時:12月27日(日)10:00~12:00
- 定員:60名
- 場所:博物館中庭・交流記念館ホール
※要申し込み。ボランティア希望の方もお電話ください。
11月
連続講演会「知床岬を語る」
特別展「世界遺産の核心 知床岬」に関連し、これまで知床岬に深く関わってきた人々による連続講演会を開催します。
- 日時:11月14日(土)~18日(火)(16日は開催しません)18:30~20:00
- 参加申し込み不要
10月
秋の星座観察会
秋の夜空をかざるアドロメダ大星雲、ペルセウス座二重星団、おうし座のすばるなどを移動式の天体望遠鏡で観察します。
- 日時:10月11日(日)19:00~
- 定員:7名(車で移動します)
- 参加費:大人200円、中学生以下無料
- 持ち物:寒くない服装
- 担当:合地信生学芸員
宝石をみがこう!
メノウや黒曜石など身近な石をみがき、ネクタイピンやペンダントなどのアクセサリーを作ります。
- 日時:10月31日(土)⑴9:00~ ⑵13:00~
- 定員:各4名(小学生〜大人)
- 材料費:大人500円、中学生以下300円
- 担当:合地信生学芸員
草取りボランティア
今年最後の草取りボランティアです。
- 日時:10月10日(土)6:00~7:00
9月
地質講座「斜里平野の火山灰」
斜里平野は屈斜路火山と摩周火山の火山灰が厚く堆積しています。噴火、堆積、川の運搬、砂丘の形成という山から海への地質現象を観察します。現場で顕微鏡観察や簡単な実験も行います。
- 日時:9月13日(日)9:00~16:00
- 定員:7名(車で移動します)
- 対象:小学3年生~大人
- 参加費:大人200円、中学生以下無料
- 持ち物:昼食、長靴、雨具
- 担当:合地信生学芸員
「チャシコツ岬上遺跡」現地見学会
ウトロチャシコツ崎(亀岩)の上にある多数の竪穴住居跡は、平成25・26年に行われた調査からオホーツク文化期のものであることがわかりました。今年は自然崩壊の危険がある場所の竪穴住居址跡を発掘しています。調査の内容について学芸員は詳しく説明します。
- 日時:9月19日(日) ⑴10:30~11~30(集合は10:00),⑵14:00~15:00(集合は13:30)
- 集合:ウトロ道の駅駐車場
- 持ち物:動きやすい服装、運動靴、タオル、飲料水、虫よけスプレー
- その他:定員20名、要申し込み、参加無料
- 担当:平河内毅学芸員
第20回しれとこ植物画同好会作品展
恒例の作品展です。毎年楽しみにしている方も多い人気のロビー展ですが、今回が最後になります。繊細なボタニカルアートの世界をご覧ください。
- 期間:9月6日(日)~25日(金)
- 場所:交流記念館ホール
- ロビー展のみの観覧は無料です
8月
「世界遺産の核心、知床岬」町民ボランティア調査
特別展開催に向け、知床岬の自然環境や歴史、その現状と課題に関する調査を行っています。多くの人手が必要ですので、調査にご協力ください!
- 日時:8月16日(日)7:00〜17:00
- 定員:中学生以上の斜里町民先着20名
- 参加費:1,000円(協力会会員は無料)
- 集合解散:知床博物館
- 担当:山中正実
※悪天の場合は8月22日(土)に延期します
移動展「トンボ」
オホーツク管内に生息する様々な種類のトンボたちを展示します。
- 期間:7月29日(水)〜9月30日(水)
- 場所:知床グランドホテル(ウトロ東)
- 時間:10:30〜16:00 入場無料
※展示を観覧希望の方は、ホテルフロントまでお申し出ください
第26回はたおり展
毎年恒例の作品展です。はたおりの会の皆さんの新作をご覧下さい。
- 場所:交流記念館ホール
※ロビー展のみの観覧は無料です。
博物館クイズラリー
毎年おなじみのクイズラリー、全問正解を目指しましょう!
- 期間:8月5日(水)〜23日(日)
- 対象:小中学生
- 特典:初回参加時にはもれなく参加賞をプレゼント!
夏休み体験講座
はたおり体験講座
- 日時:8月1日(土)9:30~14:30
シカをおいしく食べちゃおう!
- 日時:8月4日(火)9:00~12:00
お天気不思議実験室
- 日時:8月5日(水)9:00~12:00
コウモリ観察会
- 日時:8月6日(木)17:30~21:00
石磨き講座
- 8月7日(金) ⑴9:00⑵10:30⑶13:00
川の生き物観察会
- 8月8日(土)9:00~15:00
※すでに定員となった講座があります。ご了承ください。
7月
夏の星座観察会
少しずつ暖かくなてきました。夏は、星空を楽しむのに良い季節です!こと座、わし座、はくちょう座の1等星がつくる夏の大三角形などを探しましょう。惑星では土星も見頃で、運がよければ木星も観察できます。その他、ヘルクレス座の球状星団(M13)やこと座のリング星雲(M57)も探します。博物館に集合してから車で移動し、郊外の星がよく見えるところで観察します。
- 日 時:7月11日(土)19:30~20:30
- 場 所:知床博物館前庭集合(小中学生は送迎をお願いします)
- 定 員:8名(要申し込み)
- 参加費:無料
- 担 当:合地学芸員
- 服 装:寒くなることがあります。防寒着を忘れずにお願いします。
- その他:悪天のときは中止の連絡をします。
草取りボランティア
毎月10日は草取りボランティアの日です。博物館裏側の野外観察園(ワシ舎付近)にお集りください。
- 日 時:7月10日(金)6:00~7:00
6月
草取りボランティア
今年も6月から10月までの毎月10日は草取りボランティアの日です。博物館裏側の野外観察園(ワシ舎付近)にお集りください。
- 日 時:6月10日(水)6:00~7:00
ミュージアムカフェ 植物図鑑の世界
ボタニカルアートと呼ばれる美麗な植物図譜や繊細なモノクロ線画、そして現代の最新技術を使った写真図鑑まで、講師が利用している様々な植物図鑑のコレクションや画像をお楽しみください。
- 日 時:6月19日(金)18:30~20:00
- 定 員:13名
- 場 所:交流記念館2階応接室
- 参加費:博物館協力会員無料、一般200円
- 講 師:内田学芸員
- コーヒー、紅茶を用意します
石磨き講座
カンラン岩や蛇紋岩などの北海道で採れるキレイな石を磨いて文鎮を作ります。今回は午前と午後の2回開催します。
- 日 時:6月20日(土)①10:00〜、②14:00〜
- 定 員:午前、午後、各4名
- 集合場所:交流記念館入口
- 参加費:300円
- 講 師:合地学芸員
博物館みどりの日
毎年、協力会員の皆様と博物館職員とで、博物館前花壇に花を植えています。作業終了後、屋外で焼き肉親睦会(参加無料)があります。もちろん作業のみの参加も可能です。会員以外の方も参加できますので、ご協力お願いいたします。 ※雨天時は6月23日(火)に順延します。
- 日 時:6月21日(日)
- 場 所:博物館駐車場(花壇付近)
- 参加費:無料
5月
国際博物館の日 無料開館
国際博物館会議(ICOM)が博物館の役割を多くの人に知ってもらうために、「国際博物館の日」を決めています。知床博物館もこれに協賛して、無料開館いたします。
- 無料開館日:5月17日(日)
※国際博物館の日は5月18日ですが、この日は月曜日のため17日を無料開館日としました。
4月
天文イベント 皆既月食観察会
今回は皆既食と合わせて、その前後の部分食もじっくり見られます。月が地球の影に入り赤銅色へと変わる色の変化や、地球の影が月面のクレーターや海を横切って移動していく様子などを天体ドーム室で望遠鏡を使って詳細に観察します。
- 日 時:4月4日(土)19:30~21:30
- 場 所:博物館前庭集合(天体ドーム室も使用)
- 参加費:無料
- 定 員:なし、要申し込み
- 担 当:合地学芸員※小中学生は保護者の送迎をお願いします
写真展(ロビー展) 知床そして道東の脇役達
知床、道東の動物たちの主役といえば、ヒグマやワシ類、シマフクロウ、クジラなどでしょうか。しかし、イタチの仲間やリス、カエルなど他にもたくさんの生き物達が暮らしています。今泉俊雄さん(釧路市在住)は2007年に知床を訪れて以来、頻繁に通い“脇役”たちの写真を撮影してきました。脇役ですが、素敵な生き物達の姿をご覧ください。
- 期間:4月25日(土)~5月31日(日)
- 会場:交流記念館ホール
ミュージアムカフェ「ゴマちゃんカフェ」
手足をヒレへと変化させた哺乳動物たち。アザラシやトドの仲間は、知床でもおなじみの動物です。世界各地にすむ彼らの変わり者の親戚たちのことや、おもしろい暮らしぶり、そして世界史の激動の中で翻弄されてきた歴史についてお茶を飲みながらお話します。
- 日 時:4月24日(金)18:30~20:00
- 定 員:13名
- 場 所:交流記念館2階応接室
- 参加費:博物館協力会員無料、一般200円
- 講 師:山中館長
- コーヒー、紅茶を用意します
3月
ロビー展「カナダのイヌイットの壁掛けにみる狩猟の世界」
シベリア・アラスカ・カナダなどの極北地域に暮らす民族「イヌイット」の世界観や狩猟風景を描き出した壁掛けを展示します。布に色とりどりのフエルトを施して作られた壁掛けには、昔ながらのイヌイットの狩猟文化が生き生きと描かれています。
- 3月7日(土)–29日(日)
- 場所:交流記念館ホール
ミュージアムカフェ「チャシカフェ」
チャシとは、近世アイヌの砦跡、あるいは交通の要衝といわれている遺跡のことです。謎の多いこれらの遺跡は、どのように利用されていたのでしょうか。斜里町内にあるチャシを中心に、出土遺物やアイヌの人たちの伝承についてお話します。
- 3月12日(木)18:30–20:00
- 定員:15名、要申込み
- 場所:交流記念館(博物館となり)2階応接室
- コーヒー、紅茶を用意します
- 参加費:無料
- 講師:工藤 大(知床博物館・発掘調査員)
連続講演会「ノーザン・ハンターズ」
各分野の専門家が、古くから人々の生活に直結した「狩猟」をテーマに講演します。極北地域に暮らすイヌイットの狩猟文化、海獣類の狩猟と駆除の歴史、アイヌの人々による春クマ狩猟についてなど、北の狩猟の技術や歴史についてわかりやすく紹介します。
- 3月17日(火)–21日(祝)18:30–20:00
- 19日(木)は講演がありません
- 場所:交流記念館ホール
- 参加無料、申込み不要
- 1回のみの参加も可能
- 共催:北海道立北方民族博物館、(公財)知床財団
- 協力:知床博物館協力会
1回目 3月17日(火)
カムチャツカの先住民文化と狩猟
- 講師:渡部 裕(北海道立北方民族博物館 学芸員)
- 悪天候の場合、22日(日)に延期
2回目 3月18日(水)
遺跡から探る擦文〜アイヌ文化期の狩猟文化
- 講師:小野 哲也(標津町歴史民俗資料館 学芸員)
3回目 3月20日(金)
アイヌ民族の春グマ猟
- 講師:山中 正実(知床博物館 館長)
4回目 3月21日(祝)※休館日ですが講演会は実施します
近現代の知床の海獣猟
- 講師:石名坂 豪(知床財団 保護管理研究係 主任)
2月
ロビー展「北海道と北東北をつなぐ石斧」
遺跡から発掘される石器の一つに石斧があり、木を切り削るために使われました。石斧には使用目的により安山岩や変成岩、花崗岩など多様な石材が使われています。最近の研究で石斧の石材流通ルートが明らかになりつつあり、土器との関係が注目されています。一番石斧に適した石材は「アオトラ石」と呼ばれている緑色をした石で、北海道全域から青森県三内丸山遺跡に至るまで広く使われています。石材産地、流通ルート、製作技法、土器との関係から縄文時代の石斧を紹介します。
- 2月10日(火)–28日(土)
- 場所:交流記念館ホール
- ロビー展のみの観覧は無料です
1月
ミュージアムカフェ「姉妹町、竹富(てーどぅん)」
常夏の国、竹富。寒い季節にそんな南の島の話はいかが? 昨年度は姉妹町盟約40周年を記念し、博物館でも沖縄県竹富町のさまざまな展示や調査を行いました。また、今年度も竹富町にある西表島の自然を紹介する展示を行ったばかり。これらの準備のため竹富を訪れたときに見聞きした自然や文化についてお話します。
- 1月22日(木)18:30–20:00
- 定員:13名、要申込み
- 場所:交流記念館(博物館となり)2階応接室
- コーヒー、紅茶のようなものを用意します
- 参加費:無料
- 講師:内田学芸員
斜里高校「知床自然概論」の研究発表
「知床自然概論」は博物館の学芸員などが講師をつとめる授業です。知床の自然を学んだ高校生による一年間の成果発表を「斜里高校学習成果発表会」内で行います。猛禽類や魚類、哺乳類など、テーマを決めてグループごとに研究を発表します。
- 1月30日(金) 9:00–
- 場所:ゆめホール知床 ※今回の会場は博物館ではなく、自然概論以外の授業の発表も一緒に行われます。
- 見学自由、無料