シャリ運上屋(会所)跡
2010年4月30日
シャリ運上屋の創設は1790(寛政2)年以降と推定され、その頃当地方を巡視した幕吏、谷口青山の絵図(1798(寛政10)年作)にも当時の運上屋と弁天社の風景が描かれている。 運上屋は初め和人とアイヌ人との交易所として発足 […]
津軽藩士死没者の過去帳
2010年4月10日
幕府より斜里地方の沿岸防衛を命ぜられた津軽藩は1807(文化4)年7月から藩士100名あまりを派遣し沿岸警備にあたった。しかし越冬期間中浮腫病の蔓延によって70名あまりが死亡し、翌年故郷の津軽へ帰還した藩士はわずか17名 […]
オシュンクシュン粗粒玄武岩柱状節理
2010年4月10日
ウトロの南西約5.5 kmに位置するオシンコシン崎にあり、そしてその姿から「俵石」と呼ばれている。ここに分布する第三紀中新世の頁岩層に粗粒玄武岩の岩脈が貫入するという地下でのマグマ活動に加え、オホーツク海の激しい風化作用 […]
知床国立公園の歴史に関する参考資料
2010年3月27日
2003年1月、知床国立公園とその周辺約56,000ヘクタールの地域が世界自然遺産に推薦されました。知床は日本有数の豊かな自然の残る国立公園として知られています。一方、この土地も北海道の他の地域と同様に先史時代からの人々 […]